■来年1/18（金）22時スタートTBSドラマ“木更津キャッツアイ”で岡田くんが主演します。共演者に桜井くん。
Ｖ６岡田が連ドラ初主演　人気グループ「Ｖ６」の岡田准一（２１）が、連続ドラマに初主演することになった。ＴＢＳ「木更津キャッツアイ」（来年１月１８日スタート、金曜午後１０時）で、余命半年を宣告された怪盗団のリーダーを演じる。人気脚本家宮藤官九郎氏が「死」と「青春」を描いていく。Ｖ６の弟分である「嵐」の桜井翔（１９）も共演。見ごたえのある青春ドラマになりそうだ。
　
岡田が演じるのは、病気であと半年の命と宣告されたものの、実感がわかないまま日々過ごしている元高校球児。死ぬまでの数カ月を思うように生きようと、かつてのチームメートで怪盗団「キャッツアイ」を結成する。しかし、怪盗を気取るはずが１銭の得にもならず、気がつけば毎回人助けをしているという青春コメディー。ハイテンションな展開の中に「親友があと半年で死ぬ」という複雑な思いを内包した若者たちの悩みと成長を、等身大に描いていく。

岡田はデビュー以来、緒形拳（６４）渡哲也（５９）田村正和（５８）ら大物俳優と次々にドラマ共演し、着々と力をつけてきた。今回は、満を持しての連ドラ主演初見参。岡田は「この作品に参加できることをとてもうれしく思います。スタイリッシュでポップでクールな素晴らしいドラマになると思うので、楽しみにしてください」と張り切っている。

共演は「嵐」の桜井翔。岡田と敵対しながらも、怪盗団での出来事を通して友情や自分自身について向き合っていく。桜井は「岡田さんとは年齢も近いので仲良くやっていきたい。若者中心のドラマなので、僕と同じ世代の人にたくさん見てもらいたいです」磯山晶プロデューサーは「ドカベンとルパン三世とキャッツアイを合わせたような心温まる物語」と語り「若者のコンプレックスや、青春時代特有の閉塞（へいそく）感、そこから生まれる友情などの宮藤ワールドを、岡田さんや桜井さんが十分に表現してくれると思う」と期待を寄せる。岡田の「死」の場面も丁寧に描いていくとし、ファンにはドキリとするところ。新タイプの青春ドラマとして、注目を集めそうだ。