| 2002年02月09日(土) |
吉川良太郎「ボーイソプラノ」(徳間書店)に手を出す。 |
吉川良太郎「ボーイソプラノ」(徳間書店)に手を出す。開巻のプロローグは路地裏を疾走する猫が語り手である。この猫の前世は人間らしく、それらしいことをしゃべり続けていると、不気味な牧師とその牧師を捕らえに来たギャングの手先との緊迫する場面に遭遇することになる。 未来のフランスにはびこる一種のマフィアの事件を描けばそれだけでもSFになるが、単なるギャング抗争劇ではSFとしての意味がない。 結末の趣向が楽しみな作品である。 最近とみに目の調子が悪いのでパソコンのモニターを液晶デイスプレィに替えようかと郊外の大型電器店に出かけた。しかし、どれがいいのかもわからず、またふんぎりもつかずただちょっと見て帰ってきた。 コーチャンフォーに寄って、新潮文庫新刊の北村薫「謎のギャラリー」を買おうと思ったが、妙に目の焦点が合わないせいか、読書欲が減退、結局こちらも買わずに店を出てしまった。
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