カウントシープ
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2006年03月08日(水) 増殖する種

一月に2、3回、植物の種をくれる人がいる。

と書くと何てことないように聞こえるかもしれないが、これは大変な回数で、このペースでもらうと毎週園芸、しかも新しく植え続けるだけの土もなくなってしまう。
それで、せっかくもらった種だけれど、全部はとても植えきれなくて、そのまま置いてある。

その中で、とりあえず植えなくっちゃと思うのが球根のタイプ、植えないと腐ってしまう。それに比べたら乾燥している種たちは、見た目は変わらないので少し放置気味。可愛そうだけれど、そんなに植えてばかりもいられないのだ。

この植物達、ラテン語で何か書いてあるけれど、いったい何が咲くのかさっぱりわからないのがミソ。くれる相手は植物の研究のお手伝いをしている人みたいで、その手の論文を投稿していたりするようだが、ボクのように、植物を枯らすことのほうが特異な奴に、よりによってどうしてこんなにくれるのだろう。

きっと其処にあるのは好意なのだろうけれど、ボクにとっては試練みたい。
植物が育つことは嬉しいけれど、育たないときの落胆だって、覚悟のうえなのだから。


ロビン