夢
おじいちゃんの葬式に来てた。 喪服持ってくるの忘れた。 叔母さんに言えば貸してくれる気はしたけど 汗とかつけたまま返すのは悪いし洗濯に出してから返すのも面倒だしで 黒っぽく見えるインド綿のワンピースにユニクロのパンツで出ようとしたら 案の定叔母さんに発見された。 そこに杉本彩がキラキラした薄いピンクの和服で現れた。 金色とかの半襟を幾重にも重ねて、柔らかな女らしい色合いだけど華美には違いない。 「自分が一番気に入った服装で見送るのが本当の弔いというものではないのかしら」 と言い放つ杉本彩。 学生の兄は叔父経由で仕送を受けており、一部抜かれているようで 周囲もそれに気付き、ルートが見直されるようだった。 私が送るからいいのに、と思った。
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