「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2010年05月03日(月) 言葉

 今日は責任者がお休みで、働く皆さんが自由だったのです。そのせいか、日ごろ言えないと思われる不満の言葉が耳に入り、昼休みになると拍車がかかりました。皆さんの不満はたいてい言葉の問題で、それは私も共感する部分なのですが、私の場合は当事者の居ないところで話をすると楽しくありません。同じ空間に居ることに耐えられなくなったので部屋の外に出ました。
行く場所を探して屋上へ行くと、日系3世のブラジル人男性のケアさんが居ました。彼は日本の永住権を持っていますが、最近お子さんが生まれたので、日本の国籍を取得したいそうです。でも、それには50万円も費用がかかるのですぐには出来ないということでした。私はその値段に驚きました。この社会で、国籍を変える為の書類作りに50万円もかかるとは到底思えませんでした。私がその気持ちを言葉にすると彼は何と言っていいかわからないというように、はにかんだように笑いました。彼の笑顔には、ベッドサイドに立っている時と同じ落ち着きとやさしさがあって心地よく思いました。わずか10分くらいの時間でしたが、いい昼休みを過ごせたなぁと思いました。
 そういえば先日の朝日新聞で、ある外国の首相が、指示を受けているある女性と語り合って席を離れた後、その女性のことを批判した言葉を外し忘れたマイクに拾われて支持率急降下という記事が載っていました。言葉の問題において外国でも日本と同じ現実があるということなのでしょう。私は、世界共通の課題なのだと思いました。
私は、他者との関わりの中で自分と違う意見に出会ったり、価値観の違いから違和感を感じたりすることは自然なことだと思います。そして、例えば価値観の違いから生じる違和感や時には不快と感じる気持ちを上手に消化するにはどんな方法があるかなぁと言葉選びを楽しんでいます。それから、最近では、自分に良い形で伝えられるようになるまで自分を待てるようになりました。さらに、もっと瞬時に伝えられるようになりたいと日々アンテナを張っています。
このように意識して過ごしているうちに、ある日「こんなふうに伝えてみよう」と言葉が浮かんでくるので不思議です。時には間違った言い方をしてしまうこともありますが、そんな時は次のステップに利用してきました。一般社会の方法から離れた世界は楽ちんです。今は、前向きな会話の中で仕事が出来るようになるためには、私はどうしたらいいかなぁと、その方法を探しています。


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