「生きていくのに大切なこと」こころの日記
DiaryINDEXpastwill


2009年11月20日(金) 原体験

 数日前、家の近くの施設で某大学精神科教授の講演会があることを知り、その場所でチラシを配ることが浮かびました。本に関する何かをしたい気持ちの延長でもありました。今日、終了の2時間の講演会の終了30分前に会場へ入りました。そこには統合失調症と言われている方のご家族が集まっていました。
講演はまもなく終盤になり質疑応答の時間に。私は思いついたように手を挙げました。
「私は過去、うつ病・パニック障害などの診断を付けられ薬を飲んでいました。子どもを虐待して、そのあと多重人格ということが解り子ども達と離れて心の作業に専念しました。今年で7年経ちました。今は作業の体験をまとめた本を出版出来るまでになりました。子どもたちとも再会して虐待していたことを謝罪出来るようになりました。仕事はずっとしていましたが社会に出ると早さを求められ付いていけなくて度々転職しました。でも、私はこれからも私のペースでゆっくり歩いてもいいですか?」。教授は「いいですよ。健康が大切ですからね」と言われました。
実は手を挙げたのは本当に思いつきでしたし、その答えが私の世界とは違うことを私は理解しています。
会の終了後会場の方数人にチラシを受け取っていただき、一人の男性が本を購入して下さいました。帰り支度をしている教授にもチラシと名刺を渡しました。この時は少しドキドキしました。
 家に帰るとチャイルドが出てきて、手を挙げた理由が解りました。私は過去とは違う自分を確認したかったのです。教授に自分を伝えたのは過去の傷を癒やしたい私の行動だったのです。原体験が出来たような気持ちになりました。


Mamo |MAILHomePage

My追加