「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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朝、出かける準備をしているところにアリの行列を発見。アリは、リュックのポケットに入れておいたアメに集まっていました。ここへ引っ越してきてからは、アリさんの大群と縁が切れていたので、ショックでした…。 ポケットの中に手を突っ込んでアリさんと対峙している私の体にアリが上ってきて、心が悲鳴を上げました。 やっと収まったときには疲れてしまって、出かける気持ちが小さくなっていました。でも、このことがきっかけで外出をやめてしまったら、巻き込まれているのと同じだなぁと心の声が言ったのです。それから気付いた自分と一緒に、外出の続きをしたくなりました。 今日の行き先は郵便局。日本を離れる前に約束していた、姉と子どもたちにはがきを出すのです。 ところが、地図で下調べをしているとき、体に力が入っている自分に気が付きました。新しいこと・郵便局を探すことなどを緊張しながらしていたのです。そんな自分に 「楽しもうね」 と声をかけて一緒にはがきを出しに行きました。 途中の道で、郵便局の小さな看板を見つけたので入ってみたら、男の子がお店の番をしていました。彼は 「ここでは手紙を出すことが出来ない、あっちだよ」 と指差して教えてくれました。場所がはっきりしなかったので、地図を広げてどこにあるか尋ねましたが、それでもよく分かりませんでした。彼の言う“あっちの道”に出れば分かるだろうと、お礼を言って離れました。 そうしたら、本当に彼のお店から見える“あっちの道沿い”に郵便局があったのです。家からは自転車で10分くらいのところでした。 葉書に日付のはんこが押されて、あそこの箱に入れなさいと言われた先を見たら、外国行きと書かれた投函口がありました。私は国際郵便を出すのは生まれて初めてのこと。ついにその瞬間がやってきたのです。うれしくて、写真を撮りたくなりましたが、カメラを持っていませんでした。 局員さんに一度帰って又来てもいいですかと尋ねたら、葉書を外へ持って出てはだめだと言われました。残念ですが、仕方がありませんでした。2枚の葉書を心にしみこませて投函口に入れました。 局を出て、自転車のいすに座り、数分前に見た葉書をもう一度思い起こしました。 それから、心の中で 「出したんだよ。約束していた人に、子どもたちに葉書を出せたんだよ」 と、私の全身に沁みこまむまで、何回も言いました。
日本までは、2週間くらいで着くそうです。事前に聞いていた情報より一週間も長いです。だから、今日出すことが出来てよかった…。
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