「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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旅立ちの前の最後の夜になりました。 最後と言っても、いつかは日本に帰ってくるのだから、いつもと同じです。 それでも、前回見た街の様子が頭に浮かびます。ほんとうに、私の知らない世界があったあの国に…。 昨日から、今の自分をベトナムにおいてリアルに見つめてる。そして、この私の心にLinkする本が一冊。少し違った側面から自分を見つめなおすきっかけになっている本は、『Emile』ルソー著 です。 たとえば、(中)の中には「私たちの不幸の肉体は見かけだけに限られている。それを連続的に私たちに感じさせるのは記憶力だ。それを引き伸ばして私たちを本当にあわれな人間にするのは想像力だ」という一説があって。 私はこの文章を読んだとき、一年前に自分が見てきたベトナム国の様子とそこで心に刺激を受けた自分を思い出して、うーんとうなりました。 なぜなら、私は前回の越南で私の知らなかった貧しさと戦争の跡を見ました。私はそこで、私よりも大変な人たちという見方をしたのです。それはそれでいいのかもしれません。けれども今考えてみると、そこに暮らす人々は、Simpleにそこに生きているのみで、例えば多くの収入を求めているとしても、収入がないことに悲しみふさぎこんではいませんでした。私が見たものは事実ですが、感じたことは私の過去の価値観の範囲だったのかもしれない。 今はうまくいえないけれど、わたしは今後も世の中を見ていろいろな自分を見るのでしょう。 旅立ちをを前に、物事を、私を構築したい心で吟味できる自分で居られたことをうれしく思いました。 二日後に始まる新しい世界、Simpleに生きる私を楽しもう。いや、もうすでに始まっているのかな。 いろんなことを学んだ約5年間。出来た分だけ出来た約5年間。 実は、過去を降ろして自分をひたすら見つめてきたこの町を離れることはちょっと寂しいのです。
こんなときは全体を見て、未来を見て、それから明日の準備をするのです。
となりの町に、行ってきまーす。
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