「生きていくのに大切なこと」こころの日記
DiaryINDEXpastwill


2005年11月11日(金) 待ち

 夕方上司の女性から声をかけられました。内容は自宅で夫を介護されている妻 ○さんの事でした。「自宅で夫を介護している ○さんは頑張ってしまって周囲を巻き込んでいるんだと思う。昨日自宅を訪問して “家での介護はもう限界だと思いますよ。他の手段を考えられたらどうですか?”と提案したの。だって ○さんは見る見るやつれてるし。…Mamoさんはどう思う?」というものでした。
 私はいつもは黙って傾聴しています。でも今日は「Mamoさんはどう思う?」と尋ねて下さったので少しだけ語ってみました。
「私は…待っているのがいいと思います。周りから見て大変そうに見えるものでも、本人は「やりたい」があるから、なんとしてもやろうとしますよネ。もし○さんが「自分でやりたい」と思っていて、周りの人がその人の考えで動いてしまったら、○さん自身は後でご自分を責めることになると思います。だから…周囲の人は「待ち」がいいと思います。それに今まであんなに大きな夫をあの小さな○さんが1人で介護していたのだから、気力でやっているところがあるし、いつまでも続けることは大変です。ですから本人さんが心から「もう限界だな。本当に無理なんだな」とご自分で納得されたら、周りが何も言わなくてもお1人で動き始めると思います。私達はひたすら「待ち」がいいと思うんです」。
 私が話し終えると上司はニコニコして 「そっかー。なるほどぉ。あー良かった。Mamoさんに相談してよかったぁ」 と仰り、少し間をおいてから「私はいろいろと資料を持っていって提案したんだけど、それはどう?」と再度尋ねて下さいました。私は「私たちが持っている情報を提供する事は必要だと思います」と答え、女性はもう一度「アーよかった。何かこう、ここら辺がもやもやしてたから。ありがとう」と。私は「心の事は分かりつらいですよね。心が見えたらいいのにね」と答えました。
 私はこのあと、改めて「職場で心の話が出来たこと」に驚きました。でも、きっとこれは「私は心を持って生きればいい」ということ・なのです。私はいつも私のスタンスでいいということだと思います。


Mamo |MAILHomePage

My追加