「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2004年11月16日(火) 「生きる」 ために

 過去、自分の感情を殺して優しい人として生き延びていた私は、今 「柔らかく生きようとすること」 が 「安易に社会に巻き込まれる」 結果となるのなら、これから 「揺るぎない自分」 へと成長できる事を意識して、自分を見つめる作業を続けていくのだ。
 私が 「揺るぎない自分」 を意識していくことは、私自身が “ごく自然に柔らかさをかもし出す女性” に成長していく事へと繋がっている。
 
 一昨日見つけたカマキリが、今朝もまた同じ場所に止まってた。私の刺激に威嚇したその体勢が元には戻らない。この寒さの中では、 「カマキリ」 として生きては行かれぬのだろう。このカマキリはもうじき死ぬのだろう。カマキリは死ぬ時、私たち人間と同じように、ゆっくりと時間をかけて全体の機能を失ってゆくのだろうか。カマキリは死んだら何処へ行くのだろう。きっと土へ帰るのだな。私は死んだら何処へ行くのだろう。私も土へ帰るのだな。ふと視界に入った茶色い土の感触が、どこか懐かしい気さえする。雨に濡れて冷たい土も、どこか温かい気さえする。


 冷たい風の中で身動きしないカマキリを見ていて、ふと思う。  死のうとした。 生きようとした。 生き延びようとした。 生き延びてきた。

そして今、「生きている」 これからも、 「生きていく」 過去はいつも、繋がっていた。そしてこれからも、繋がり続ける。「私」 の命がある限り、決して、途切れない。

Mamo 38歳。 生きていく「私」の土台は、どれほど固まってきたのだろう。私は、今はまだ不安定な「私」の土台を、自分の力で固めていく。21:00


Mamo |MAILHomePage

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