「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2004年09月24日(金) 新しい動き

 私はいつも新しい私で生きています。過去の傷を抱えて人生を嘆くのではつまらないから何時も何かの始まりである自分の現実をしっかりと見つめて、丁寧に進んでいます。時に大きな出来事に出会うことがありますが、そのように生きている自分をしっかりと見据えていくことが大切なのですね。

ところで最近、静かに自分を見る事をしながら生きているせいか、「元気がないね」と言われることが何度かありました。過去には無意識に他者に話しかける事を無意識にしていた私でしたので、そのような評価を他者から聞いたならば、私は即座に「いつも同じように元気な私」を作っていたのだと思います。

 そして今「私」という一人の人間が常に新しい何かを感じながら生きるとき、「いつも同じ」はありえないのですし、何よりも私は私の心の声に耳を済ませることが大切なのですから、静かにしていることも私の心の作業にとって大切なことだと思います。「自分を見据える」為に必要なのですね。

夕方、職場の女の子とバッティングセンターに行きました。私たちは10日前、お互いの予定を聞きあう前に「計画を立てる事から実行するまでを楽しもうね」と語りました。そして今日までの間、実際にお互いのペースで予定を確認しあいながら今日の行動となったのでした。バッテイングを終え彼女が「一緒にご飯を食べようね」と言った事から、私は「うちで食事を作って食べるというのはどう?」と、彼女に提案し、彼女はそれを受け入れ、私たちは二人で買い物をし料理を楽しみながらそれぞれの事を語り合いました。

私には、彼女が職場で心のある仕事をしているように見えていますが、彼女は「自分の動きが遅いことを先輩に指摘されて辛い」と言いました。そして逆に「後輩から、(私には)わからない事を聞きやすいと言われて嬉しかった」とも言いました。私は彼女の言葉から私自身の数日間の動きを思い、私自身が他者に心を奪われるのではなく自分の能力を実感しながら仕事をしていく事が大切だと感じていました。彼女は私の部屋の多くの張り紙を眺め、「これは自分で考え付いたものを書いているの?」と私に聞きました。私は「社会に巻き込まれないで、自分を感じて生きるために必要なものなの」と語りながら、今はもう自分がしている事を他者に語れる自分であるのだと実感していました。こうやって人に語っていくことも更なる確信に繋がるのかもしれません。

彼女は軽く飲んだお酒の酔いを醒ましてから家に帰っていきました。
これまで一人で動く事を意識していた私は今日、いつもと違う行動の中での楽しさを味わい、そして本当に大切なものを再び確信したように思いました。21:55


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