日英双語育児日記
DiaryINDEX|past|will
お弁当を持って近くの川辺でピクニック。土手を何度もよじ登ったり、こわごわ前向きのままで下りたりするのが、TとSはとても楽しいようだった。
秋の空が青く広がり、反対方向から伸びてきた二筋の飛行機雲が、ぐんぐん伸びて、×(バツ)を描くのを眺めていた。赤とんぼが草の葉に止まっているのをTに教えると、Tは「赤とんぼは夕方も飛んでるよ。トンボのめがねの歌でいってるから」と言いつつも、なんとなく怖いのか、近づかなかった。
ここのところ、一ヶ月以上、子供が外で遊ぶのにのんびり付き合うことがなかった。
土手をよじ登るT。腰をかがめておそるおそる下りようとするT。そして、そのあと行った公園で、大きな遊具の一番高い塔の先まで内側の梯子をつたって上り、てっぺんから柵越しに遠くを眺めるT。
この子がこういう、心から夢中になって遊べる場面、いい顔をしている場面をもっと作ってやらなくては、と思う。
新しいもの(ビデオ)を欲しがり、でも与えられたものにはすぐ飽きる。ここのところ、Tのそんなところばかりが目に付くような気がしていたのだが。これは、そういう時間のすごし方をさせていたということかもしれない。
|