ままにょにょ窟Lv10,000をまだ目指すしあわせ日記



思考が思考を生み、永遠に答えが得られぬような時でも、
あなたは考え、何かを想い、何かを得て、新しいあなたになっている。
あなたは考えることで、何かを感じることで、 常に新しいあなたに生まれ変わっている。
(RPG《聖剣伝説 Legend of Mana》より)




※ http://www.enpitu.ne.jp/usr2/28660/diary.html へのリンクのみ厳禁


2004年06月21日(月) 咎めない

今日の雨が梅雨のためなのか台風のためなのか分からなかったみなさん、
こんばんは。

強風に煽られながらも梅雨の雨だと信じて疑わなかったチャボです、どうも。
‥‥って言うか、梅雨前線はどこに行ったンでしょうか。

> 生きることへの許し
何故生きるのか? 何のために生きるのか?
産まれてきてしまったからに他ならないだろうが!!
いもーとも俺も、既に生を受けて肉を持ってしまった。
それ以外にもそれ以上にも、生きる意味も理由も無い。
そう‥‥惰性で生きている――生かされているに過ぎない。
クソったれなもんだと思うよ、生命なんて。

それでも、既に存在してしまっているものを否定することは無意味だろう。
歴史に《もしも》を問えない限り、過去は全て必然の下にある。
起こるべくして起こってきた、在るべくして在ってきた、産まれるべくして産まれてきた――
存在するべくして存在してきた――それだけのこと。

今ここに在るというコトに理由は無く、ただそこに在るという事実しかない。
どうしてここに居るんだろう? 生きていることを許されるんだろう?
存在しない理由を探すのは無意味だし、そもそも誰もあなたが存在することを許していない。
結婚した、子供が生まれた、学校に通わせた――
親はその逐一を国家に報告をしているだけであって、
誰かが1組の男女に《子どもを産んで育ててもイイですよ》と言ったワケでは無い。
産まれてくることを、誰も許しはしていない。
許してはいないし、だからと言って咎めるワケでもない。
それは惰性で生かされていることと何ら変わらない。

唯一この例外にある存在が、親だ。
自分たちで産み育てる子にその存在を許すのは、親である当人たち以外に無い。
俺の親父の両親は、俺の父と母の結婚に反対だったらしい。
結婚すら反対したんだから、子を成すことなんて夢のまた夢だったろう。
祖父母にすら許されていない命だけれど、親だけは許してくれている。
そういうもんだ――現代社会を見据えるなら、《そうあるべきだ》と言い換えるべきかv

誰も許していないし、誰も咎めていない。
つまりは、無関心なんだ。
どこで誰が生まれようが、部外者にはその兆しすら分からない。
だから、ただそこに人が在るという事実だけを受容するしかない。
《出産、おめでとう》って言葉を考えれば分かる。
それは親となった男女に向けられたものであり、子供に向けられたものじゃないだろ。
《生誕、おめでとう》なんて、俺は聞いたこと無いぞ。

――というのが、その問への俺なりの答。
頑張って考えて、自分なりの答を見つけてくれ。
そのときになれば、この問がいかにくだらないモノなのかが分かる。

> 生きるための理由
実家住まいの学生の身でこんなこと(↓)を言う資格は、俺には無い。
だから、背景に溶け込ませて伏せる。
普通に暮らしていれば絶対に見せない俺の闇。
意図しなければ、見つけられない俺の闇。

親父が言っていた。
成人するってことは、一人前にまで成長するってコトだ――
その後の生は、それまでの成長を促した存在への恩返しだと。

親父が言っていた。
俺がお前の学費を払うのは、お前が俺以上の人間になれると期待しているからだと。

俺には、今でもこれらに反発している部分がある。
勝手に作られて、勝手に育てられて、挙句には投資だ? 恩返しだ?
ふざけろ。
俺の人生は俺の物だ、誰にも左右させない。
俺に期待するのは勝手だ、でもそれを裏切る自由は俺にある。
不出来な息子は殺した方がマシだろうけど、俺は死なないぞ。
俺は、俺にとって一番大事なもの――俺自身を懸命に守り抜くからな。
俺の誇りと信念と覚悟と同一性を懸けて、俺は俺を守る。


 < どうでもイイ  INDEX  俺次第 >


チャボ [e-mail][web site][chronicle]

同盟《日記×日記》[思いつくままに]

私用リンク[協賛《発狂ニュース島》][VNSヨシミ22歳]



My追加
日記リンク集《日記才人》さん


エンピツユニオン