ふとんの品質表示には法的な決まりがないのか、どのふとんにも「ふとん品質表示推進協議会自主表示」というものがついている。根拠はどうであれ、消費者が混乱しないように自主的に付けてくれているのだろう。そこには「干し方」「収納方法」「クリーニング」についてのアドバイスが載っており、全てのふとんに共通の内容&表示ではあるが、とても有り難いことである。
もう少し詳細を書くと、例えば「お干しになる場合、午前10時から午後3時位の間に、約2〜3時間出来るだけ表と裏を平均にお干し下さい」という細かい指示が出されている。細かいけれど決して不快な感じを与えないし、親切一心だろうなあという気にさせられるのは甘いのかなあ…。
しかし最近、気づいたことがある。どうも掛け布団・敷き布団は同一表示で構わないが…なんとこたつふとんにも同じ表示を使っているのだ。するとおかしなことになってくる。
●収納方法 敷布団は下に、掛布団は上になるように保管してください。
じゃあこたつ布団はどうするのでしょう?まあこれはいいとしても、次。
●クリーニング おやすみになる時にシーツ、カバー等をご使用になれば、がわ生地のいたみやよごれが防げ衛生的です。
これは「こたつむり」に言ってくれているのかなあ?でもこたつで寝ると、風邪を引いちゃうんだなあ…。いまの僕のように。
とまあ屁理屈を言ってみたが、なかなかこの表示は親切で面白い。ふとんを今宵無く愛する方々、是非お読み下さいね。
|