
Hong Kong Life現在篇
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| 2009年01月05日(月) ■ |
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| 梅蘭芳 |
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 導演:陳凱歌 主演:黎明、章子怡、孫紅雷、陳紅、王學圻、英達、安藤政信
写真←映画館にあった宣伝ボード。手前の黎明と章子怡は立体になってるんだけど、リヨン様なんか浮いてる・・・(^^;)
京劇の女形として名高い梅蘭芳の生涯を描いた映画。 名監督チェン・カイコーの手により映画化です。 見た後の素直な感想→おもしろいやん! 140分以上あって、正直途中ダレるかなぁと思ってたんですがそんなことは全然無くて、1900年代初期の北京の梨園の世界をタップリ楽しめました。 主人公の蘭芳の壮年以降は黎明が演じてて、最初リヨンが京劇?と思ったんだけど、思ったほど違和感無い。もちろん北京語はネイティブだし、とても聞きやすい(でも北の俳優さん超巻き舌。。) でも本物の蘭芳がすこしぽっちゃりしていたらしくその役作りで太っていたリヨン様。しかも白塗りメイクのシーンとか顔が膨張して見えてかなりヤバクないか(^^;)なんか撮影終了した今でも元に戻ってないような気がするのは私だけでしょうか(笑) 蘭芳の少年時代を演じた俳優は、女装がなまめかしいくらいに美しく「女性以上に女性らしい」と形容された蘭芳にピッタリでした。 第二次世界大戦で、日本軍が中国占領をして、民衆の心を掴む為に蘭芳の人気を利用しようとする。そこに軍人として登場するのが安藤政信で、彼は北京語が堪能な役です。 中国人を征服することしか頭に無い日本軍のなかで、彼だけは京劇という素晴らしい文化を理解して蘭芳を守ろうとする。こういう映画では日本人は悪役に描かれるものですが、良心も描いてくれて、日本人としてはほっとしました。 日本でも『花の生涯 梅蘭芳』という邦題で3月に公開されるようです。 お時間があればぜひ!
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