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Hong Kong Life現在篇
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2008年12月30日(火)
神探伽俐略(容疑者Xの献身)

導演:西谷弘
主演:福山雅治,柴咲幸,堤真一,北村一輝,松雪泰子

ストーリーについては今更私が書く必要は無いでしょう。
「伽俐略」とはガリレオの音訳です。今更ですが香港ではちょっと前にTVBでガリレオを放送してて、ちょっとしたブーム。私も毎週見ておりました。
映画版も期待通りの面白さ!このトリックがすごいよなぁ、よくこんなこと思いつくなぁ。
一緒に見たSさんは原作を読んでから見たのでネタを知っていたので驚きは無かったそうですが、私はかなり驚いた。
今家に帰ってきてから思い返して、あぁあのシーンはわざと××になるようにやったのか、とか色々反芻中。見終わってからも余韻を楽しめる映画というのは一粒で二度美味しいですねぇ。原作本を貸してもらったので、改めて楽しみたいと思います(^^)
それにしても堤真一の演技は素晴らしい!彼の今までのイメージはパリッとしたスーツの似合う、姿勢の良いカッコイイ頼りになる男性、だったのですがこの映画ではよれよれの猫背の暗〜い全然いけてないオヤジ。本当にそう見えるのがすごい。
最後のほうの結構泣かせるシーンで、周囲の香港人が苦笑しているのが聞こえた。何に笑っているかは分かったけど、何でこのマジメなシーンで笑えるのか!?私なんてすっかりストーリーに感情移入していたので、ハッと現実に戻ってしまったわよ(^^;)
香港人(中国人)にこの「自分を犠牲にして人を幸せにする」と言う道理はどこまで理解できるのか、ちょっと感想を聞いてみたいもんです。