Hong Kong Life現在篇
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| 2008年11月23日(日) ■ |
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| 海角七號 |
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 導演:魏��聖
主演:范逸臣、田中千繪、林曉培、中孝介
なんかこれ台湾で空前の大ヒットをしているらしく、期待大で早速見に行ってきました。
えー、以下正直な感想です、私にはこの映画を楽しむデリカシーが無いのかもしれない。
主演の田中千繪さんとってもがんばって北京語もきっとものすごく勉強されたのだと思う。一生懸命やっているのは分かるんだけど、、、全然感情移入できなかった。中孝介は、まぁ本業歌手だし、ゲストみたいなもんだから演技下手でもまだ許せるけど、どうも田中さんが演技してると興ざめちゃってねぇ、、、ファンの人ごめんなさい。
それと60年前のラブレターのくだり、とてもロマンチックだと思うんだけど長すぎる。最初は、まぁ、それはお気の毒で、、とか思ったんだけど、段々しつこい、いつまでも女々しい!とか思ってしまった。
だからもう途中でダレてしんどかった。
バンドのくだりはとても面白かったです。最後に盛り上がるコンサートのシーンも良かった。台湾南部の牧歌的な風景もきれいだし。
と言うことで、コンセプトは良いと思うので、主演女優さんを別の人にして時間を30分短くしたら絶対面白くなると思うな。
まぁ、この"シンキクサイ"のが台湾映画っぽいと言えばそうなんだけど。
すみません、全部私の個人的な意見なので、この映画が好きな方は怒らないでください。
きっと私は香港のテンポの速い作品か、くだらないおバカ映画にしか反応できなくなってきたのかも。
この映画は北京語、台湾語、日本語が出てくるのですが、北京語のセリフは普通に北京語の字幕がついてるのですが(言ってることと同じ)、台湾語のセリフにはなんと広東語表記の字幕がついてた!
「仆街(ぽっかーい=くそったれ)」とか表記されてるの。台湾語では多分それに相当する粗口が話されているのだけど。
台湾語のニュアンスが上手く表記できなくて苦肉の策なのかなぁとか思った。
つい辛口な感想を書いてしまいましたが、これも期待が大きいが故の批評とご容赦ください。前評判を知らずに見たらもうちょっと違う印象だったかも。
それと私が日本人で日本語が分かるからっていうのもあるでしょう。日本語が分からない台湾人や香港人が見たら、日本語での演技の部分や手紙のくだりは興ざめしなくて済むかも。
香港人にこの映画の感想聞きたいな。
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