Hong Kong Life現在篇

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2007年12月07日(金) ■

萬千師[女乃]賀台慶

詹瑞文の劇場組合舞台劇「萬千師[女乃]賀台慶」を見に行ってきました。
これ言わずもがな、香港最大かつ、ほぼ視聴率を独占しているテレビ局TVB(無線電視)の開局記念番組「萬千星輝賀台慶」をパロった題名で、内容もTVBの番組のパロディや結構辛らつなネタなどもあり。
設定は"師[女乃]電視台(師[女乃]=結婚している女性、おばちゃん)"で主役の師[女乃]達がさまざまなテレビ番組やらを演じます。詹瑞文がもう完璧な女装で、これがすごいきれいなのです!脚もつるつるでヒールがよく似合い美脚!!無駄な贅肉がないからワンピースとかもよく似合うし、動きも女性より女性らしくて、ほんとにすごいです。
内容は正直TVBを見てないとかなりわからないですねぇ。ここ数年の番組は私もわかるけど、70-80年代の番組とかは観客には常識でも外人の私には厳しかった～
ヒット番組のパロディもかなり笑える、公式ページにもありますが「熨衫風暴=唐心風暴」「向世界恤髪=向世界出発」「二手人蔘=妙手仁心」音が似てるけど、全然違う意味で笑える～恤髪って意味がわからなかったんだけど、一緒に見ていた同僚に聞いたら「パーマをかけて、そのあと洗ったりドライヤーできれいに整える、その過程を"恤髪(そっふぁ)"というのよ。でもお母さんの時代の言い回しで今はこんな言い方しないわ」とのことでした。
それから受けまくっていたのが、TVBの総経理で陳志雲が司会をしているのトーク番組「志雲飯局」のパロディ「智能[火局]飯」([火局]飯はドリアの意味・笑)陳志雲の言い回しとかそっくりで爆笑でした。
この舞台は、どうもTVBには受けが良くないようですが、でもやっぱりTVBがあってこそこういう舞台ができるわけであり。さらにTVBに対しても今の独占状態にあぐらをかかずに、もっと質の良い作品を視聴者に提供して欲しいという思いも込められているのだと思いました。
ひいては、TVBに限らず、全てのTV局、メディア、舞台などもより良いものを観客に提供する努力を惜しんではいけない!という、詹瑞文の心意気みたいなのを強く感じましたね。
ソイマンブラボー!!これからも楽しい舞台を期待してます(^^)

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