Hong Kong Life現在篇
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2006年12月02日(土) ■ |
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父子 |
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導演:譚家明 主演:郭富城、楊采[女尼]、呉景濤、林熙蕾、許茹芸、秦海路、徐天佑
ギャンブル好きで借金の絶えない夫(郭富城)に愛想を尽かして妻(楊采[女尼])は小学生の息子を残して出て行ってしまった。借金取りに追われ仕事もクビになった父は息子と安宿に隠れ住む。母が恋しい息子は密かに家に帰り、母の居所を知っている近所のおばさんが母と会わせてくれるが母は別の人と結婚して妊娠までしていた。母は一緒に住もうと誘うが息子は父の元に戻っていった。やがて金に困った父はついには息子に空き巣を強要する。。
[以下オチのネタバレあり] 舞台がマレーシアなんですね。広東語がちょっと違った。田舎っぽい風景が映画の内容と大変よく合ってます。 この父は本当にどうしようもない。そりゃ奥さんも愛想尽かせて出て行くわ。妻も子も愛しているのに、ギャンブルがやめられない、自分勝手ですぐに怒鳴り散らして暴力も振るう、妻を愛していると言いながら別の女と寝てるし。挙句の果てに息子に盗みをさせて、息子が捕まったら自分だけ逃げてしまった。もう最低、見ててムカムカする。でもムカムカされられたと言うことはアーロンの演技が素晴らしいということです。 金馬奨受賞時にイマイチなコメントしてごめんなさい、前の「三岔口」の受賞はどーかなーと思ったんだけどこれは"實至名帰(ふさわしい)"と思いました。 アーロンの今までのイメージからこんな最低な父親を演じるのはある種賭けだったと思うが、よくやった!ホント見直したよ!来年の香港金像奨も狙えるかも。 東京国際映画祭では150分だったとのことですが、香港公開版は120分ほどです。楊采[女尼]、林熙蕾とのベッドシーンは結構ありましたよ、もっと長かったのかな? ただ最後の終わり方がずいぶん唐突な印象だった。話が突然10数年後に変わって成長した息子(徐天佑)がかつて逃げ暮らした安宿に行ったり家に行ったり。どう成長したか何も語られず、どうやら施設で成長したみたい。そして父は再婚して幸せそうに暮らしておしまい、、ええっ、ナニその結末?? どうしてそうなったか語られてないから意味が全然わからんっ(><) もしかしてこの間の何かが大幅カットされてるんですかね?父は心を入れ替えて働いたとか?息子は施設でも不良にならずにいい子に育ったとか? ご覧になった方教えて〜
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