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Hong Kong Life現在篇
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2006年01月18日(水)
SAYURI

SAYURI
製作:スティーブン・スピルバーグ他
監督:ロブ・マーシャル
出演:チャン・ツイィー、渡辺謙、ミシェル・ヨー、役所広司、桃井かおり、工藤夕貴、コン・リー

貧乏がゆえに置屋に身売りされた少女が花街で一流舞妓に成り上がっていく話。あまり期待していなかったがストーリーは波乱万丈で女のいじめやドロドロ戦いとかも面白いし意外に楽しめた。

しかし友達からかなり"なんちゃって日本"表現があると聞いていたが、いやホントに・・
まず言葉をなんとかしてくれ。英語なら全部英語に統一してくれなきゃ時々入る中途半端で変な日本語が、意味が分かるだけに興ざめしてしまう。ツイィーが身売りされる前に家では日本語話してたくせに置屋に入ったとたん英語ペラペラかいっ(^^;)
それと着物の着方が。。ツイィーもコン・リーもみんな細いのに詰め物無しでそのまま着てるから胸元がスコスコで気になる。襟もよれよれしてて貧相だし、あとうなじのセクシーさを出したいのは分かるが襟を抜きすぎ。あそこまでやると下品よ-
日本舞踊のシーンもなんかヘンテコリン、日本舞踊知らない私が見ても違和感を覚えた。
日本人スタッフあんなにいるのに誰か何か言ってやれよ〜(==;)
アメリカ人的にはあれが"オリエンタルビューティー"のイメージなんですかねぇ〜

でも私的には売れっ子芸子でツイィーを一人前に仕込むミシェール姐さんがさすがにかっこよくてすごく良かったです。彼女は英語も完璧だしアクションができるから姿勢が良くて立ち居振る舞いがキレイで見ほれてしまった。
それから軍人の役でケネス・ツァン(曽江)が出てたのを発見!
これ日本人スタッフで日本文化をちゃんと描いてリメイクしてほしいような気もするけど・・・まぁこれも映画の歴史の一つですかね。