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Hong Kong Life現在篇
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2005年07月30日(土)
七劍

導演:徐克
主演:黎明、楊采[女尼]、劉家良、甄子丹

皇帝が"禁武令"(一般人の武術を禁止する)を発令して武功のできるものに賞金をかけて江湖の人たちが次々殺されていった。ある平和な村もいずれ追っ手がやってくるということで"天山"にいる武林高手達に助けを求める。助っ人の七人の剣士(うち二人は村人)は村の人たちを守れるのか。。

中国版"七人の侍"だ!と思ってしまいました。いや、このスケールの大きさ、ディテールの細かさ、舞台や音楽の壮大さ!黒澤明にワイヤーワークと中国武術足したら当たらずといえども遠からず!?←個人的な感想ですよ〜
一番期待してたのが七劍の一人甄子丹のアクションだったんですが、いや〜もうむっちゃ堪能させていただきました。この人はホンモノだから動きが他の人と全然違って美しい。特にラストの敵の大ボスとの剣の一騎打ちは香港動作映画の歴史に残る名場面です!これは是非映画館で見ていただきたい。
見に行ったのが中環IFCの映画館で、新しくてキレイでイスはすわり心地良いし、そして音響がすごく良いんです。この映画で剣と剣が当たる金属音なんかもすごく重くて音波がドーンと体に当たる。大画面+立体音響で大迫力でした。韓国女優が朝鮮族の女性の役で出てたんだけど、甄子丹も韓国語が話せるという設定で、セリフの半分くらいが韓国語だったんですよ。しかも自分で話していた!上手かどうかは分からないけどすごいです〜
黎明も七劍の一人でクールな剣士。乗馬や剣さばきも無難にこなして良かったのではないでしょうか。
楊采[女尼]は唯一の女剣士、大変な撮影を(雪山やら川の中とか)がんばってこなしてました。
同じく七劍のリーダー劉家良しーふーはさすがの貫禄。あのお年であの動きは本当にすごい。動作監督も劉師父でした。
さすがはツイ・ハーク監督、大変楽しめる夏休みの娯楽大作でした。