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Hong Kong Life現在篇
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2005年04月02日(土)
哈爾移動城堡/ハウルの動く城

監督:宮崎駿
声の出演:木村拓也、倍賞千恵子、三輪明宏

これは絶対日本語版で見ねばと思っておりました。広東語に吹き替えられると微妙な日本語ニュアンスが変わってしまうし。キムタクが声優ってどんなのかと思ったけど、いやいや大変良かったのではないでしょうか。三輪明宏はあのキャラは最初からこの人をイメージして作ったのではというほどぴったりでしたね。
さえない少女が苦境に立って、でも前向きで迷い無く自分の目的に向かってしっかり歩いていく宮崎アニメの定番。こういうピュアなものを見ると自分がいかに穢れて計算高いいやな人間かを思い知らされます。また宮崎アニメは相変わらず脇キャラがかわいくていいですねぇ〜^^美しい背景にも心が洗われます。普段汚いものを見すぎているのだろうなぁ。
ソフィーが腰の曲がったおばあちゃんだったのがどんどんシャキシャキして腰が立って、若返っていく。結局彼女は自分の力で(愛の力で)魔法を解いておばあさんから少女に戻ったのかしら?
この映画から得たものは、新しい世界への扉は目の前にあるけど、その扉を開いて最初の一歩を踏み出す勇気を持てるかどうかは自分次第だということ。その一歩踏み出さなければ今の状況を変えることはできない。
あとそれからカカシだと思ってたら実は隣の国の王子様ということもありうるということでしょうか(笑)私のカカシ君を探してみるか?^^
この映画のテーマは「愛」と「平和」と思うのですがどこかで聴いたことがあると思ったら陶吉吉が常に言ってる"Love & Peace"だわ。この言葉に縁があるなぁ♪