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Hong Kong Life現在篇
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2004年06月11日(金)
茶藝中級研習班<第一講>

昨年初級班を勉強した茶藝講座の中級班が今夜から5回に渡って始まりました。同学は前回に引き続きTさんと香港人のYさんとDさんの4人。みんな既に知り合いだし和気あいあいで始まりました^^
まずは六大茶の紹介ビデオ鑑賞で今日は"緑茶"編。杭州の茶畑、製作している様子、歴史やゆかりの地紹介などだけど北京語なのだよぉ、字幕はあるけど簡体字。。(ToT)
ビデオ鑑賞のあとは中級班の最大のお勉強テーマ「評茶」がいよいよ始まる。
つまり"国際的評茶"方式にのっとり色んなお茶の飲み比べをしてどのお茶が何かを当てる、まぁ聞き茶って感じでしょうか?

一回目は軽発酵の烏龍茶の飲み比べ。6つの評茶用の用具が並んで(写真)それぞれに茶葉が入っている。6つのうち二つは同じ種類、一つは烏龍茶でないという。明らかに違う2つはすぐに分ったけど残りがどれもよく似てて分らん〜(><)
正解は1.雲南散茶(ポーレイにする前)、2.安渓鉄観音、3.四季茶(台湾)、4.盧山高山茶(台湾)、5.武夷山岩茶、6.四季春
つまり3と6が同じお茶で烏龍じゃ無いのは5・・・茶水の色、香り、味、広がった茶葉などで判断するのだけど、ううううんむずかしい!(汗)

二回目の評茶は重発酵・重焙火のお茶の飲み比べ。
お茶の色は発酵度が高いのでどれもほうじ茶っぽい茶色。
正解は1.小紅袍(岩茶)、2.凍頂烏龍、3.台湾頂貴妃、4.白鶏冠(岩茶)、5.木柵鉄観音、6.台湾頂貴妃
3と6は特徴があるからすぐに分った、5も甘味のある番茶って感じで分った。あとが自信がなくて適当に書いてしまった(^^;)何度も飲んでるとだんだん味覚が麻痺してくる〜(汗)

でもこうやって飲み比べると特徴がはっきりわかって覚えやすいかなぁ。忘れないようにしなくちゃ。
来週は雲南六大茶山のお茶飲み比べをするそうです。。。ってその山どこ?(^^;)

ところで昨日話の出た日本語でのお茶クラスの手伝いの件を又Tさんとともに聞かれた。でも「私たちもまだ中班始めたばかりで大した知識も無いし日本語に訳せない単語もたくさんあるのでちょっと無理、自信ない」というと「大丈夫だから、具体的には何が訳せないの?」「茶道具も日本にはないものがあるし、お茶を表現する形容詞も時々訳せない」「じゃ日本で中国茶を勉強してる人はどうやってるの?」と色々聞いてくる聞いてくる(^^;)で、ここまで話してて私はてっきり先生が授業をしてその横で通訳をするのかなと思っていたのだけど、私たちが"講師"となって授業をするというのだった!「絶対無理!専門家じゃ無いしお金とって人に教えるなんて出来ない!!」とお断りしました。「他の茶藝館でも専門家じゃ無い日本人が教えてるから大丈夫だよ」と先生は言うけど、そんなん自分が生徒でお金払って習いにきてるのに素人に教えられたら嫌でしょう。
なんとか講師は断ったけど結局先生の奥さん(台湾人)が「じゃ日本語教えてね!」という話になった。私は彼女に北京語教えてもらえるし、Tさんは台湾語を教えてもらえるからそれならまぁいいかって・・・結局うまく言いくるめられているような気がする!?