Hong Kong Life現在篇

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2004年04月20日(火) ■

不散(国際電影節閉幕)

導演・編劇:蔡明亮
出演:李康生、陳湘琪、三田村恭伸

台湾の場末の映画館で古い映画の「龍門客棧(ドラゴン･イン)」を上映している。その映画館の職員、まばらな観客を淡々と写している・・

最初北京語に英語字幕のみで｢げっ、中文字幕がない(汗)」と思ったけど必要なかった・・セリフがほとんどない!ってかもう映画上映中の職員と観客をただ写してるだけ。饅頭食べてる切符売り場のおねえちゃん、豆をバリバリ食べてる観客、タバコ吸ってるひと、廊下をうろうろしているひと、便所・・映画の上映が終わってみんな帰って片付けてこの映画も本当に終わり。
あの、、何が言いたかったんでしょうか?私は見終わってどういう反応をしたものか困ってしまったわ(^^;)
でもなんというか、このいずれなくなるであろう場末の映画館の空気というか音というか湿度というかそういうのをフィルムに焼き付けるということでは意味があったのかも。反応には困ったけど見てて不快ではなかった。
一緒に見ていたTさんの名言「香港映画なら15分で済むことを1時間半延々とやるのが蔡明亮」これが好きな人にはたまらんのでしょう。
ちなみに「龍門客棧」は60年代の古いほうのです。

春のネコたん爆睡中(笑)

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初日