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Hong Kong Life現在篇
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2003年10月07日(火)
茶藝理念基礎課程<第三講>

先週一回空いてお茶教室の第三回目。
今日はお茶を淹れる小さい急須"紫砂壺(じーさーうー)"と白茶と青茶の説明と試飲。
"紫砂壺"は中国の特定の場所で取れる泥で作られて、水分の吸収や成分などから最高級の茶壺とされているそうです。使うほどにどんどん良くなっていくすっぽん鍋(?)のような陶器。巷にはニセモノがたくさん出回っているけど本物の特徴や見分け方を色んな実物を見ながら実習。一見"紫砂壺"だけど先生の説明を聞いてから見ると違いがわかる!
でも実際に買いに行って絶対騙されないかどうかは・・ビミョーかなぁ。明らかにニセモノなのはわかるようになったけど。
お茶の話では白茶(壽眉など)と青茶(烏龍茶、鉄観音など一番中国茶らしいかも)について。青茶は発酵度の範囲が一番広く、発酵の軽い順に一番発酵度の高いお茶までを順番に試飲した。それぞれ特徴がわかって茶葉の特徴や色もまちまち。果物のような甘い香り(果香)、ミルクのような丸い香り(乳花)、カラメルのような少し焦げたような甘い香り(焦糖)など。なかなかこうやって飲み比べる機会が無いから今まであいまいだったのが良くわかった!私はやっぱり四季春や高山烏龍などの果香が好きかなぁ。でも凍頂烏龍の焦糖の香りも良いし(^o^)
来週はいよいよ最終回、プーアル茶についてです。プロでもなかなか見分けるのが難しいお茶らしい。10年もの20年、30年・・から100g16万香港ドルもするお茶まで試飲させていただけるらしい。楽しみっ♪

ところで今日は友達の友達で日本で茶藝館を開いていらっしゃる方がいらしてて、プロの彼曰く「ここでお茶飲み慣れたら日本で中国茶飲めませんよ。こんないいお茶をこの値段で出しているのは驚き。」とおっしゃってました。ここに来る前ほとんど中国茶知らなかったけど、そーなのね。いい茶藝館で勉強できて嬉しいな(^o^)

関係ないけど家に帰る途中近所で撮影をしていた。映画かテレビか知らないけど、銀行のATMの前で男女が言い争いしているシーン。でも全然知らない俳優だった。
知らないだけで実は近所で結構撮影しているのかな???