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2004年03月18日(木) ロード・オブ・ザ・リング

先日、ロード・オブ・ザ・リングを観てきました。
パート2を観た時に相当疲れたので、
物語を最後まで読んでパート3がどういう佳境に入って行くのかを
知っているだけに迷ったのですが、
ここまで観たんだから最後まで観なきゃ・・・なんて(笑)
・・・で、やっぱり相当疲れて帰ってきてしまいました。

どうしてなんだろう・・・
ファンタジー小説の代表傑作、根強いファンも沢山いる。
まして、映画はアカデミー賞受賞の大作である。
物語を見事に再現し、細部に至る描写もすばらしいし、CGも美しい、
なのに、私はどうも気持ちよくない。
私の心はフロドのように重いまま旅をしてきてしまった。

いかにも西洋的な描き方が気に入らないのかも知れない.
小説でもそうだが敵にしても、単純に絶対悪としか描かれていないし、
それ以上の説明はなく、その敵はおぞましく醜く、
見るからに悪者である。味方は全て西洋人であり、
敵は黒人やアラブの衣装をまとった異国の者だ。
私の目から見れば、倒した敵の数を物のように数える妖精も
魔法使いも人間も等しく醜くおぞましい。
「愛する者のために戦え」そう叫ぶ姿に
今の時代がオーバーラップしめまいがした。
また、小説ではじっくり描かれていたフロドの内面の葛藤や
アラゴルンが王になる時の葛藤も映画ではどうも希薄で
戦闘部分がメインになったことにも起因するんだろうなぁ・・・
私が西洋人の男の子で昔の騎士の物語をワクワクして
聞いていたのなら、またこの物語の印象は違っただろうか?
わからないままいろんな問いかけをする。
何も残らない映画より、こうしていろんな問いかけが出来ることは、
やっぱり、良い映画なんだろうか?・・・とも思ったり・・・

私にとってのファンタジーというものに、つい思いを馳せてみる・・・


最後に言うなら、サムはかっこよかった♪
フロドはやっぱり田中逹也にそっくりだった(笑)
もう一つついでに言うなら(笑)ゲド戦記を引き合いに出そうと
調べたら、なんと新刊「アースシーの風」が出ていて
ちょっと嬉しい私。


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