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oOO 心理心理心理
2003年04月16日(水)
って感じですね。 明日の一限はメディア教育概論。 あースペ語の予習もしてないなぁ・・・(泣)
数学や化学のように答えがきっぱり目に見えて決まってる ものだと「真実は一つ、答えも一つ」な訳ですが。
こんなこというとアレなのかもしれませんが、 私は、世の中の心理学者哲学者は、すべてただの 1人よがりなんじゃないかと思うようになってきました。
だって、他人の気持ちなんてわかんないし。 どんなに共感しあっているようであっても、 本当は微妙に違うかもしれないよね?
全て自分の中で問いをつくり、自分で答えを出す。 そして、その答えや論理がたまたま似通った人々が 集まって、いわゆる「学派」をつくる。 それでもやっぱり彼らの世界は彼ら自身の外へと 広がることはなくって、どうしても自分の気持ち一つに 頼って進んでいかなければならない。 色んな外からの風を吹き込んでやることは出来るけれど、 進むときは自分の足を使って歩かなければならないから。
心理療法にしたって、何が真実で、どうするべきかを 決定するのは自分。 患者の気持ちを考えているようであっても、 それはやっぱり境遇を自分に当てはめて考えることが 基本だろうから、どうしても「自分以外の思考」でその 事例を見ることは出来ない。 何人かでそれぞれの意見を出し合い、その中で一つの 方法を練り上げていく、ということがそんな視界の狭さ から脱却する方法なんだろうけど、そこに患者本人の 感じていることはどうしても本当には理解されない。 というか、理解されているなんて証拠がどこにもない。 「患者に限りなく似た気持ち」を想像できたら、それが 治療者に出来る最大のアプローチだ。
世界は自分ひとりで作られていると自覚するなら、 私はおそらく先生方のように堂々と話をできない。 スゴイ自信というか、顕示欲というか。 一体なにをよりどころにあんなに確かな信念をもてるん だろう??
日々の授業を受けるなかで、漠然とこんなことを考えて いました。皮肉でも軽蔑でも尊敬でもなく、 ・・・・・教授陣ってすごいなぁ、と私は思うのです。 私には出来ない。
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