日記のような語りのような。

2005年03月07日(月) どこを見ても

はい、『ムーンリバー』、見てきました!
鈴置さんプロデュースの舞台の評判が高いらしいことは聞いてましたし、今回の舞台を見た人の感想をいくらか読んだ限りでもすごくいいらしいということは事前の知識として仕入れてましたが、いや、本当によかったです。なんかもう、総括して「すごくよかった」としかいえない語彙力のなさがあれなんですが。
登場人物が誰も彼も可愛くて素敵で大好きです。そんでもって脚本が本当に素晴らしいと思った。伏線がすごい。というか、伏線といわないまでも「この状況だったらああいう台詞が出て当然だよなぁ」というものとはいえそんなのが初っ端でぱらぱら出てて、あとから考えると「ああ、だからあそこでああ云ってた(してた)んだ!」というのが随所に。
もう登場人物全員分の感想とか云いたいんだけど、今は自粛します(当然ですが)。楽日から帰ったらネタバレ全開の感想を書く予定。今回はネタバレになりそうなところは反転させておきますので。

私の席は最前列の舞台に向かって右手側だったんですが、右側ブロックは4席分あったんですが1列目と2列目だけは4席のうち右から3席は人が座っておりませんでした。おそらく、舞台左端にあるソファに役者さんが座ったとき見えなくなっちゃうからですね。私が座ってた、右側ブロック唯一の席(笑)とL字ソファの1辺がちょうど直線距離で結ばれちゃうくらいの場所でしたから。右側の席には人がいなくて、左側はすぐ通路だったので、まるでひとりで舞台を見ているような気分で。
舞台下にある黒い幕が視界の下4分の一を占め、舞台中央より右手よりにあるソファのテーブルの裏側が見えちゃくらいの場所でした、最前列のその位置は。だって座ってると顔が、舞台に立つ役者さんの膝より下だからなぁ…(そんでもってリリィさんの、スリットの隙間から見える美しい太腿が目の前でどきどきでしたよ…きわどいんだもんほんと)。けどやはり、最前列中央の人たちは右に左にと見るのが大変だったろうなぁと思いましたね、あれは。
でも、当然のことながら迫力はすごかった。こうなんていうか、パワーがね。あるんだよね、舞台に立ってる人って。熱気がすごいっていうか。ボーイの役の人なんか、開始してから10分もたってないだろうに汗だくだったし(ライトの関係もあるんだろうけど)。
あと私のちょうど目の前がぽかっとスペースがあるとこで、役者さんの通り道であったこともありなにかと皆さんの演技が目の前で見られて嬉しかったです。関さんもよく通られましたし!(笑) さーくん初登場からあれやこれやまで目の前で見られて。
それらを目の前で見られる衝撃というのは、言葉では言い表せないような気がします。

ていうかね、ぶっちゃけ舞台見てて涙が零れたのって初めてなんですが!(笑)
いや、ほかの舞台でもほろりとくる場面はあったけど、涙が滲んでも零れることはなかったんですよ。それがそれが、まさかあんな場面が三段階でくるなんて思ってもみないじゃないですか。ただでさえ些細な台詞でどきどきしてたってのに、あんな元夫元妻元息子(娘の夫)とこられちゃあもう。最初の段階でうるっときて、次にうるうるっときて、最後にあんなんがくるから思わずぽろりでしたよ。しかもそんなシーンで顔に手なんぞもっていこうものなら、私がどういう状況か一目瞭然だしでどうにもできなかったし。どうしたものかと思ったら、少ししてから場面が暗転したんでそこでがしがし涙は拭きましたが。

しかしあの、舞台見ながら何度も思ったんですが、やっぱり鈴置さんと関さん声がいいなぁ、と。ところどころで「くぅっ!」とね、くるんですよ。さらに役どころが声にも良く合う!(笑) 鈴置さんのあの声でちょっと危険な男風(?)に語られたりした腰砕けですって。

……って、内容にはほとんど触れてないのに語りすぎだから!(笑)
いやでも本当によかったわー。1時間40分の公演だったけど、内容ほとんど覚えてるもの。台詞は(もちろん)覚えてませんが、場面ごとの印象がすごく強くて。キャラクターがしっかりしてるから余計にそう思うのかも。
13日の千秋楽、予定(遥か祭)を忘れてうっかりとっちゃったけど今となっては「とってよかった…」と思います。
友人よ、私の分も八葉全員を堪能してきておくれ! 私は再度の舞台を満喫してくるから!


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紗月 [MAIL]