――それぞれ、猫に出逢ったときの第一印象は?
ムウ「……ここだけの話、実はゴミだと思ってた」 ラン「えっ、そうなんですか!?」 ムウ「んー、ボロボロできったなかったからな、あいつ。あれで動かないままだった ら、本気で気づかなかったろうなぁ」 ハボ「そんなに汚かったんスか?」 ムウ「ああ。連れ帰って洗ったときのあの白さには流石に驚いたよ」 ラン「真っ白で綺麗ですもんね、ラウさん」
ハボ「……『うわ嫌なもん見ちまった』、かな」 ムウ「少尉も拾ったんだったよな?」 ハボ「ええ。お約束どおり、ダンボールに入れられて道端に捨てられてました」 ラン「それでもハボックさんは拾ってあげたんですよね!」 ハボ「そりゃまあ、あんな目で見られちゃ、拾わずにいられないっつか……」
ラン「それじゃあオレだけなんですね、人から譲られたのって」 ムウ「えっと、学校の先輩からだっけ?」 ラン「そうなんです。いきなり預かってくれって渡されて……びっくりしたけど、セイランさんのことは嫌じゃなかった気がします」 ハボ「相性は悪くなかったんだな」 ラン「だといいんですけど (苦笑)」
――今はどうですか?
ハボ「なんでこんなの拾っちゃったんだろう、かな」 ラン「えっ、本当ですか!?」 ムウ「……ほぉ?」 ハボ「でも……そうだな、拾わなければよかった、とは思わないかもしれない」 ラン「――! (嬉しそう)」 ムウ「ほぉ…… (にやにや)」
|