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2006年07月18日(火)  『主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました。』
日々、様々なスパムメールが届きます。
件名が、『お元気ですか』となっていて、「あら、知り合いからのメール?」と思わせるものや、『入金の確認は出来ましたか?』という「あれ、お金入金してくれたの?」と、まあスパムメールを開かせようと、そのメールの件名というのは、なかなか凝られた?ものになっています。

まあ、即削除ですが。

でも今日のスパムメールには、ものすごい破壊力のあるメールが送られてきていました。
『主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました。』
見たい! 中を開けてみてみたい! 何があったの。オオアリクイってナンなの?なんで殺されちゃったの!! あまりにも悲惨な文章をなぜ堂々と件名に?! ああ読みたい!

んでまあ、見てみたら、
29歳の未亡人からのメールでして、昨年ダンナさんが死んだんですって。シンガポールだかインドネシアだかに出稼ぎに行ったまま、不慮の事故(まあオオアリクイのことね)で死んじゃったんだって。で、夫の死からはやっと立ち直ることが出来たけど、体が火照ってしかたないんだって。夫の残した財産は莫大なんだって。だから連絡くださいセックスしましょう、だって。

んはは。
どうして、出会い系勧誘メール?はこうも凝っているんでしょう。
こういうことを、一生懸命考えているであろう誰かを思い浮かべると、痛々しいというより、滑稽だなと思える。そもそも、この話を信じてくれる人が居てくれると、真剣に思っているようには思えない。ある意味、楽しませてくれようとしてくれているようにしか思えない。
このメールを考えている彼は、ちょっと安っぽいコピーライターにでもなったら、今よりももうちょいいい暮らしができるかもしれないのに、とお節介にも思ってしまう。
だいたいそもそも、このメールに同情して返信してしまう人がいるのだろうか。

それにしても、どうしてオオアリクイにしたんだろうね。
これって、何かのネタなのかなと思って、グーグルさんに聞いてみたら、すんごい出たよ!
うひゃひゃ。
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