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2006年03月19日(日)  恋人、宇宙人と会話する
たまにこういうことがあります。

夜中、ベッドが揺れたので目を覚ましたら、上半身を起こした恋人と目が合うのです。
闇の中で目を覚まして最初に見たのが恋人の真正面の顔で、しかも相手もこっちを見ている、なんてあまりにも怖い話じゃないですか。

初めの頃は、「眠れないの?」なんて優しい言葉もかけていたりしましたが、最近は、「なに?」とやや切れ気味に、だってじっとこっちを見てるなんて怖いから切れ気味に「なに?」なんて言ってしまったりしています。
私が寝ぼけて、そんな夢を見ているのかとも思ったけど、ぜったいにあれは夢じゃない。翌朝になって本人に訊ねればいいのですが、翌朝には私もなぜかすっかり忘れてしまっている。でも、翌々々日くらいにふと思い出して、訊いてみようかしらなんて思うけれど、なんだか不気味で怖いので、面と向かって「アレはなんのマネなのよ!」と聞くこともしていません。

先日、見てしまいました。

私がご飯を作っていてやけに恋人が静かなので、何をしているんだろうとふと見てみると、壁をじっと見つめている恋人がいるのです。じっと。真っ白いなんの飾りもない壁なんです。そこにはなにもないはずなんです。だけど、何かをジッと観察しているような視線で、彼は壁を見つめ続けているのです。

私は思ったの。
この人は、もしかして宇宙人と交信しているのかなと。ピピピとね。
本当に馬鹿馬鹿しい話ではありますが、その彼の交信している姿を見つけたとき、恐怖に鳥肌がたって「いぃーーやぁーー!」と叫びました。ムンクの叫びみたく、ヒッチコックの映画みたく。

まあ、どうでもいいよ。宇宙人と交信しようが火星人と会話しようが。
とにかくこの奇行については、私は恋人ときちんと話し合う必要があると強く思います。
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