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2005年05月09日(月)  忘れ去られた人
彼が言った。
「君という人は、きちんと愛し続けていないと、僕のことなんかすぐ忘れてしまいそうになるね。」

とてもショックだった。
「忘れるわけないでしょ」と言ったら、
「僕の存在って、君にとってどれくらいの大きさなんだろう」
と、ひとりごとみたいに言った。

忘れ去られてしまわないために、彼は私を好きなのだろうか。

忘れられるのが怖いから、私を好きになったのだろうか。

好きだから忘れ去られたくないんだよ、と彼は言った。

忘れてなんかない。忘れるわけない。
アカの他人の癖に、親や兄よりももっともっと身近な人、
それが恋人なのだから。

私は気持ちを伝えるのが下手くそで、だからこそそんな自分にすごくショックだった。
忘れてなんかないよ、とわかってもらうには、一体どうしたらいいんだろう。
あなたの存在は私にとって一番大きい、とわかってもらうには、
一体なんと言えばいいんだろう。


私ってばかだなあと思う。
なんてバカなんだろうと思う。
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