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| 2005年02月12日(土) モヒカンに乾杯 |
| しまった。 また今日も夕方近くまで眠ってしまった。 ピンポーンという玄関のチャイムで目が覚めると、テレビの音が消されたままスイッチが入っていて、すでにタモリは仕事をしていた。時間は午後12時過ぎ。寝起きの顔はこの世のものと思えない代物ですが、そのまま玄関を開けると、クロネコのおじさんが立っていて「宅急便でーす」と言った。 祖母から米が届く。 どうして、テレビがついたまま私は眠ったんだろうと、半分目を閉じながら考えていたけれど、ああそういえば恋人がいないなぁ、昨晩はたしかに泊まりに来ていたけれど、どこに行ったのかしら?仕事だったかしら?まぁ、出かけてしまったことには変わりなく、しかもテレビを消さずに外出したのは、一体どういう意図があるのか知りませんが、私は二度寝します。 ピンポーンとまた玄関のチャイムが鳴って目が覚める。テレビがちらちら光っていて韓流ドラマを放送している。あぁ、テレビ消すの忘れてた。ずっとつけっぱなしではないか。髪の毛も逆立ったままドアを開けると、ペリカン便のおにいさんが立っていて「宅急便でーす」と言った。 母から苺が届く。 我が家はやけに宅急便が来る家です。 時計を見ると午後3時半。あぁ、今日も一日眠ってしまって一日を潰してしまった。がっかり。もう今日は、何にもする気が起きないなぁ。もうこれ以上寝てはダメだ。寝ようと思えば眠れそうだけど、いや眠っちゃダメだ。夜眠れなくなってしまう。 と、がちゃがちゃと玄関が開いて誰かが入ってきた。え?だれ?と思ってそっと玄関をのぞくと「あ♪」と向こうの方も私の顔を見つけてニヤニヤしながらこちらに向かってくる。 え?だれ?ホントにこの人は誰?怖い、知らない人が入ってきた!と思ってよく見たら恋人だった。 いや、うちがあまりにも広いから玄関に立つ相手が恋人だと気づかなかったのではなく、私の視力が悪すぎて恋人の顔が見えなかったのではなく、髪が、髪が変なのだ。昨晩とちがう髪型をしている。 ど、どうしたのって見上げた髪型は、明らかに爆笑できる髪型で、「美容室行って来たんだけど、どう?似合ってるでしょ?」似合ってるとかどうとかいう問題じゃなくて、私は泣きながら爆笑した。(参照)なんか、ハードロックを連想させるほどのモヒカンではないにしろ、横の刈り具合と上のふさふさ具合のギャップがなんとも言えず。しかもトップが風に吹かれた後みたいに髪が横撫になってる。なんか、なんか、いきなり私の目の前に現れて、あ♪って喜びながら、似合ってるでしょう?って褒めてもらいたがっている恋人がなんか面白くて、泣きながら爆笑。 どんな髪型にしてくれって言って切ったの? かっこいいモヒカンにしてください なぜまたモヒカンが浮かんだの? なんとなく。 その髪型は、仕事に差し支えるとか考えなかったの? べつにー。 あなたさ、医療従事者でしょう?その頭で患者に「あなたは癌です」って言っても、「先生、冗談はやめてください」って言われるよ。説得力ない髪型だもの。 あのねぇ、この頭見てねぇ、患者さんはすっごくリラックスすると思うよぉ。僕がサァこれだけリラックスした髪型なんだもの。患者も気楽に治療に専念してくれるんじゃない? 周りの看護士さんに叱られると思うよ? 叱られたら、(参照)上の髪の毛を寝かせて、それでもまだダメだったら丸坊主にするから大丈夫。 私の恋人は、おしゃれに気を使うタイプかと考えると別段そういうわけでもない。ただ無頓着というわけでもないけれど、時々、突拍子もないオシャレをしてくることがある。それが予想の範疇を超えて私を驚かせたり、爆笑させてくれたりするのでそれはそれで面白いのだけど、この人の美的センスみたいなものは、ちょっと人と変わっているなぁと思うことはある。 人のおしゃれってその人の顔とか体型とか好んで着る服とか生活で違うものだと思うのね。だから、モヒカンでも違和感のないスタイルを持った人はもちろんいると思う。だけれども、この恋人がモヒカンになるには目を潰れない要素をたくさん持ちすぎている。 まず、30歳を超えているということ。 ね?30過ぎのおっさんです。高校生とか10代の子から見たらおじさんだと思う。その人がモヒカンってちょっと、アレじゃない? 次に、仕事がやや堅めな仕事であること。 もちろん職業によってやっちゃいけない髪型があるなんて真面目なことは言わないけれど、的外れというか場違いというか雰囲気を読まない髪型ではあると思うんだ、モヒカンは医療にそぐわない。もっとね、カタカナで呼ばれる職業のほうがまだ似合いそうな髪形だよね、モヒカンって。 まぁいいけど、本人がよければ。 恋人の顔を見てしまうと、噴出してしまいそうなので、似合うと思うよーと、とってつけたようなことを言って目をそらした。なにが面白いって髪型もそうだけど、恋人がその髪型にしようとしたその勢いに乾杯。 |
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