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| 2005年01月15日(土) そんな土曜日 |
| 最近、男友達が失恋をしたようで暇らしい。 かといって、何も用がないのにうちに来られてもかまってあげられる暇はない。なぜかというと、私の仕事がたくさん溜まってあるので、それを端から片付けなければいけないからだ。 なに? とチェーン越しに訪問した友人に問うと、「い、いれて」と寒そうに体を震わせていたので、家に入れてやった。私はジャージにガウンで頭は爆発だし、カフェオレはこれで3杯目である。その前は野菜生活を一本飲み干し、タバコは二箱目に突入な切羽詰った状況なのでアール。 なんだかんだと、なぜ失恋をしたか、そもそも失恋というか彼女と別れてしまったんだそうだけれど、その内容をね、きっと話したいというか、自分からめそめそと話すのはあまりにも恥ずかしいので、きっと「別れたんだって?なんで?」と話しをふって欲しいのだろうけれど、私は聞かない。いま、大事なところだからだ。あとで聞いたげるから、テレビでも見てコーヒーでも飲みなさい。というか、自分でいれてね、コーヒー。 人の実家から送ってきたみかんを食べ、テレビに笑い、コーヒーをすすり、タバコを吸う彼の背中は小さい。彼女になんと言って別れを切り出されたか、私は人伝いで知っている。 「あなたといても、面白くなくなったから」だってさー。 きっつーい。きついねー。 数時間、ほうりっ放しで、やっと仕事にも飽きたので、「で、なんで別れたんだって?」と聞いたら、彼女の愚痴を訴え、めそめそし、いやでもこれは友達の前だからこそ出来る弱気な態度であって、数時間もほっといたんだから、聞いてあげなきゃかわいそうだわと思いながら、そうかいそうかい、そうだったんだねーと頷いてやった。 ひとしきり愚痴を言い終え、友人はため息をつく。こりゃ、相当参っていますな。なんだか、しんみりとした雰囲気になったので、これはなにか勇気付ける一言を言ってやらねばいかんと思い、「あのねー、男の人はねー、面白くなくてもいいんだよ、面白くない人間でもイイっていう女の子もいるからねー」と言ったらちょっと裏目に出てしまったらしく、「俺は、そんなに面白くない?ねね、そんなに面白くない?」と詰め寄るので、大変困ってしまった。 まぁ、みかんでも食べなさいとお茶を濁し、また仕事をする。 友人はテレビを見る。 そんな土曜日。 |
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