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2004年09月27日(月)  じゃあ結婚してよ!
はい、ということでですね、覗き事件のその後ですけど、その後何にも無いんだよね。

あの日以来、私はいつまた覗かれるか、覗かれたときはぜったい顔見てやるぞ、証拠を残してやるぞと意気込んで、暇があれば窓辺に立ってじっとベランダを見つめています。手にはデジカメ。
怖いでしょう?私が気味悪いでしょう?ね、もう覗かれてしまったとわかった女性は、こんなふうに不気味になれるのですよ。窓辺でじっと覗かれるのを待つ女性の姿を想像してみてください。手にはデジカメ。ね、怖いでしょう?ちょっと隣の部屋を覗いてみたら、すぐそこに目をランランと光らせ、いや充血した目をいっぱいに見開いてデジカメ持った女性が立っていたら、ビビルでしょう?不気味でしょう?なので男性の皆さん、容易に覗きをしないように。

ちなみに、私は生まれて初めて交番に連れて行かれました。いや、逮捕されたんじゃなくてね、通報?というか相談?しにいったのです。彼に引きずられて。それでも覗かれた日から2日はたっていたので、やっぱり覗かれてすぐ通報しないとダメなんだって。当たり前なんだけどねー。散々恋人には叱られました。「どうしてすぐ僕に電話しないの!どうしてすぐ警察に電話しないの!」つーか、電話しましたけど出てくんなかったじゃん……と答えたら、「何回も電話しないと緊急かどうかわかんないでしょ!」と余計に叱られる始末。お巡りさんにも「どうしてすぐ通報しないの?」と逆に叱られてしまいました。なんだよ、みんなさー。こっちも動転しすぎてそのまま寝ちゃったんだよ。まあ、事が起こらないうちには警察も出ようが無いしねー。言ってることはわかります。
最終的には、お巡りさんに定期的にパトロールしてもらえるようになりました。が、まあパトロールしても外から見ただけじゃわかんないと思うけどね。しかも隣人だし。最後にお巡りさんが「もう二度と覗かれないといいね。おじさん心から祈ってるね」と言ってくれました。なかなか印象的な言葉です。

でも、自分もなかなか根性ないなぁ、どうして覗かれたとき怒鳴り込めなかったのかなあ、とあとから思ったけど、友達にも恋人にもぜったいそんなことしたら刺し殺されるよ、殴り殺されるよと言うので、まぁそうだねと思いなおしました。数日たってやっと私も恐怖というより怒りを感じられてきたので、よし、証拠写真を撮って今度覗いたら相手を脅してやるぞ(?)と息巻いてデジカメ持って嬉々として窓辺に立つ毎日です。

恋人がデジカメ持った私の後姿に、「もうこのマンションで一人暮らしをするのは無理じゃないか」と言いました。引っ越しするのもいいけど、なんか癪なんだよね。「カーテンを開けっぱなしで着替えたり裸でうろついたりするから覗かれるんだよ!」んー、それは改めます。ごめんなさい。「うちに来れば?うちの部屋、ひとつ余ってるし」でもさぁ、結局、一時的に非難してもなんにも変わらないかもよ?「じゃなくってさぁ、うちに住めばいいじゃん」えー、それって同棲みたいじゃん。「同棲を勧めてるんだよ」ええー!同棲するんだったら結婚してよ!「あ、それでもいいけど」ということで婚約します。


だいたい、自分が女だから覗かれてしまってこれほど大騒ぎになっちゃうんだよね。やだなぁ、やだなぁ、女に生まれてこなきゃよかったなぁ、女って面倒くさいなぁ。覗かれて恐怖を感じるのも自分が女性であるが故だし、同棲とか結婚とか、あんまり簡単に言われて欲しくないのだよなぁ。だって妙齢の女性ですから、そりゃドキッとします、そんなこと言われては。
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