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| 2004年07月15日(木) 反比例するもの |
| 頭の中で弾ける死は点のように一瞬のものだけれど、やがてそれは一本の線になり、いつか私たちは固く抱きしめあいながら死んでいってしまうのかもしれない。 相手と一緒にいる時間が長ければ長くなるほど愛おしさは強まるけれど、セックスは重ねるたびにお互いの白々しさが募っていくような気がしてならない。相手への好意の強さと反比例をするようにセックスは恋や愛とはかけ離れた場所に存在するようなものに思える。 きっとそれは無意識に、セックスはお互いを傷つけていっているようで、一瞬一瞬の死が生まれていっているような気がした。死はそのうち連鎖して、確実に私たちを陥れる。 最近、よく思う。 セックスをすることは、私たちの一体なにになるのだろう。 セックスと人を好きになることは、まったく別の場所にあるような気がしてならない。 まったく別のもののような気がしてならない。 連動せず関わらず、ただ別個の行為としてそこに存在しているような気がしてならない。 恋愛の中にセックスがあったとしても、セックスの中に人を好きになる要素など必ずしも含まれていない。 けれど私たちにはセックスに疑問を持つ暇もなく、ただ休日の儀式のように、ただ食事のあとの祈りのように、私たちは固く固く抱き合って、また今晩、一歩死に近づくようにセックスをする。 |
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