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2004年06月14日(月)  ハーゲンダッツ争奪戦
先日、スーパーへ行ったらハーゲンダッツの小さいカップがひとつ150円くらいで売っていた。これって安いんじゃないの。種類もいっぱいあるし買って帰ろう、と数種類の中から5種類を買った。
リッチミルク・ストロベリー・オレンジ・メロン・キャラメル。
お金があればあるだけ使うし、安いものは食べ切れもしないのに大量に買う、いわゆる買い物下手でお金の使い方が下手な私。でも、食べたいものは食べたいし、買いたいものは買いたい。

私がそのハーゲンダッツを手に冷凍庫の扉を開く姿を横目で見ていた恋人。
ひとつ、ふっつ、冷凍庫にしまう。手元に視線を感じるような感じないような。
みっつ、よっつ、じっと狙われているようなそうでないような。
いつつ。なんか、数をかぞえられていたようなそうでないような。
ぱっと振り向くと、ぱっとテレビに向き直る恋人。
狙っているな? おぬし。

食後、お互いがなぜか牽制しあって、シャワーの順番を譲り合ってしまったりして。
アイスに目がない恋人。ひとりで食べる気ではないよね?
「よし、ちょっとここで談合しようか」
談合って言葉の使い方が間違っているとは思うけど、彼との談合でお互いがシャワーを浴びた後に、仲良く、仲良くアイスを食べあうことで話はついた。よし、じゃ、私から先にシャワーへ行かせて頂きます。
そそくさと、シャワーを浴びて鏡を見ながら化粧水をつける。鏡の中には食後の満足感と一緒にくつろぐ恋人の姿。「早く、シャワー浴びれば?」「まあまあ、そう急ぐでない。もしや、ひとりで抜け駆けしようという魂胆か? おぬし」「そ、そんな滅相もございません」
だって、仲良くハーゲンダッツするって話したじゃないの。
そんなそんな、ひとりで食べるわけないじゃん。早くシャワー浴びろ!

10分後。
シャワーを浴びた彼が部屋に戻ってくると、その後の私たちの行動は早かった。
私が、ハーゲンダッツ用のスプーンを彼の手に渡しながら、彼は冷凍庫のドアを開けながら、私は彼からアイスを受け取りながら、お互いソファーに腰掛けながら、私はまずリッチミルクにスプーンをさしながら、彼はまずキャラメルにスプーンをさしながら、一口目を堪能しながら、私はストロベリーに手を伸ばしながら、彼は私からリッチミルクを奪いながら、ストロベリーを一口食べ終えた私はメロンの蓋を開けながら、彼はリッチミルクを半分食べたらオレンジを一口すくいながら、スプーンですくいながら、一口一口堪能しながら、かみ締めながら、寒がりながら、ひとつもカップをテーブルに置くこともなく、お互いの膝や手に持ちながら、あっという間に、ホントにあっという間に完食。

素早かった。本当に素早かった。というか、卑しいよ。
これから夏を迎えることだし、今後もこんなバトルは繰り広げていくことでしょう。
おぬし、やるな。
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