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2004年04月28日(水)  真実
いま、読んでいる本が言っていた。

真実を突き止めることは、誰かにとってははた迷惑なことであり、誰かを不幸に陥れることになるかもしれない。真実は、誰かにとっては歓迎できないことであり、真実を突き止めることはただの自己満足にしか過ぎないのだろう。

私は、真実を知りたいと願っている。
たとえば、それによって自分が傷つこうとも、今まで真実を知ったことで後悔したことは一度もない。知らずにいることの歯痒さを誤魔化すことは出来ない。
私は、真実に基づいて生きたい。
けれど、誰かにとって望まないことであれば、私はときにはそれを諦めなければいけない。

誰も傷つけずに真実を知ろうとすることはとても困難だから。

私には、傷つけたくない人がたくさんいる。
その人たちが傷つく姿を思い浮かべると私は涙が出そうになってくる。
それほど、守りたいと願う人たちがいる。

私が真実を知りたいと思うことは、すべてが自分のためである。
闇雲に本質を暴こうとしているつもりはないはずだ。
けれど、悶々とそのことを考えるよりは、真実を探そうと立ち上げるほうが建設的だと思う。

少し前までは誰かが傷ついても真実を知りたいと思っていた。
けれど今は自分が真実を知ろうとすることで誰かが傷つくことを恐れ始めた。
それはもしかしたら、自分の守りたいものが出来たからかもしれない。

だから、これからは誰かを傷つけることと真実を知りたい気持ちとで葛藤するのだろうか。
誰かを傷つけるほどの真実なら知ろうとしないほうが賢明なのだろうけれど、でも、私の根本的なところは死ぬまで変わらないのかもしれない。
守りたいものを傍らに抱え、けれど私は真実を知ろうとするだろう。
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