umityanの日記
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夕食を終え、バスに乗った。これから「九イ分」を散策するらしい。変な名前だなーーと思った。なんでも、夜景がきれいらしい。バスに揺られて、どのくらい経ったのだろう。山の麓の駐車場に着いた。1時間程度が、あてがわれた。
山の登り口にさしかかった。階段が云十段と続いている。「えええつ、この階段を上るの」と、ジャイアンが言うと、ネズミ男君は「おいらは山男たい。このくらい何でもなかばい」と、すいこら、すいこらと登っていく。女性陣2人は、絶好調のようだ。僕たち男性を、おいてきぼりにして、息も切らさず登っていく。
ジャイアンと、のび太君は、手すりにつかまりながら、「よいこらよいこら」と登った。「ああああつ、歳はとりたくないものよ」と、思わず弱音が・・・。
やっとのことで、頂上らしき所にたどり着いた。よく見回すと左右に長がーーくーーー店舗が連なっている。「なああんだ、商店街じゃないか」とは、ねずみ男君の弁。
とある店舗で、台湾で有名な「からすみ」を売っていた。のび太君は、すかさず品定め。「からすみ」の値段もピンからキリまで。僕たちはよく分からない。天ぷらみたいで、ながひょろい、はんぺんだ。分厚い方がいいのだろうか?。のび太君は三匹購入、「匹」と言っていいのか分からないが、僕も1匹購入。1000円ていどだったか。覚えていない。
からすみは、町中の店と、観光地の店と市場の店と値段が随分と違うようだ。おまけに、新鮮の度合いが分からない。「えええい、気合いだ」と言うことで買ってしまったわけだ。さすがに女性陣。からすみには目もくれなかった。
そうそう、階段を上っていると、怖そうな犬が放し飼いにしてあり、おまけに、たらふくまんまなのか、お腹を揺すりながら近寄ってきた。そっと、のび太君の横に避難。怖いぜーーー。
からすみ騒動はこれまでにして、「さーー、夜景だ」と、山の切れ目まで足を運んだ。下界を見下ろしたが、残念、曇り空で、夜景の美しさが分からなかった。うんん、これはいかんともしがたい。時間はまだ残っていたが、早めに退散。バスに戻った。旅仲間の人たちも、疲れた顔で戻ってきた。
さあ、いよいよ、今日の宿泊地、ホテルへ行くことになった。17名のツアー仲間の内、9名と8名が別々のホテルへ案内された。我々は9名のほうだ。ホテルが別々なのは、料金を1万円余計に出したためだろう。いいホテルに泊まれるわけだ。「明日会いましょう」と、ホテルで別れた。
小1時間ばかりバスは走り、目的地のホテルへ到着。男性3人が1部屋、女性2人が1部屋。「くつろぐぜーーーー」と部屋に入った。「あっと驚く為五郎」とは、このことだ。いやあああ、驚いた。続きは後日に。
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