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| 2001年10月27日(土) ある晴れた日 |
| 昼間、部室から電話がかかってきた。 無視。 10分後、またかかってきた。 無視。 私は超忙しい。本人もビックリするぐらい忙しい。 メールの返事もかけないほど忙しい。 日記書く暇しかないほど忙しい。(こじつけ) だから出ない。 とにかく月曜の2限に間に合うよう、 大急ぎで発表用レポートを作成せねばならないのだ。 こんな焦ったのは大学受験と道場見学の時以来だ。 きっとこの電話はそんな私の焦りに 苛立ちを加えるものとなるだろう、と仮定。 2時間ほど経ってからだったろうか。 また電話が。 もちろん部室から。 前に座って共に調べ物をしてくれてる友達にも一発で見て取れる程の 私の不快そうな顔。 ↑参考文献 出てみた。 ちっさく「あっでたっ」って声が。 部長がいつ部室にこれるか聞いてきたので、 しばらく行けない事と最近までクラブを休んでいた理由を伝えた。 受話器の向こうから涙声。 ものすごい謝られた。そして泣かれた。いや、号泣された。 「なくなよ」と私。 「帰ってきてね」と部長。 さながら恋人のよう。 電話を置き、席につく。 お向かいの友達から「恋人か?」と言われ、 その時、部長の側にいた後輩からも「恋人みたいでしたよ」 と言われた。 これでちょっと気分が晴れたのと、 電話をわざと出なかった自分にちょっと自己嫌悪。 あと、帰りに食ったタコヤキが旨かった。 今度は部長と行ってみよう。 |
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