日記
もくじ★もどる★すすむ
| 2004年05月05日(水) |
: |
映画『座頭市』/ 光一さん記者会見? |
連休真っ只中。めずらしく仕事にも行かず、キャンプにも行かず、家でごろごろして5連休しています。でも、2日は、下二人とおとうさんで、往復4時間のコースでサイクリングを決行。3日は、私と下二人で、ボーリングで3ゲーム投げて、帰りにビデオ屋さんに行きました。息子は、『ミッドウェイ』と『トラトラトラ』を、末っ子は『スパイキッズ3』を、そして私は『座頭市』をレンタルしてきました。
なんだか、気の抜ける、充実感のない連休です。夜遅くまで起きていて、朝いつまでも寝ている生活が定着してしまい、不健康かも。明日最終日、どうやって日常に戻るのでしょうか。すごく心配。
■映画『座頭市』
やっとこさ『座頭市』を見ることが出来ました。たぶん、これから見られる方も多いと思いますので、詳しいストーリーは書きませんが、ネタバレ含みますので、嫌な方はとばしてくださいませ。
これまでの作品とは違い、エンターテイメントをめざしたと北野監督が言っていたとおり、みごとにエンターテイメントしてました。
とくに、リズム。農民のたがやす鍬のリズムや、雨音のリズム、大工の金槌のリズムなどが、BGMと同じリズムをきざんでいくところは、とても新鮮でした。そうしてリズムがくりかえされ、つみかさねられ、大円団の下駄タップのシーンにつながります。見る前には違和感あるのかなあと思っていたのに、逆に映画をみたぞ〜という感じで、大満足のシーンとなりました。
市の存在とからまる、浅野忠信さん演じる浪人サムライとその妻の運命や、10年前に家族を皆殺しにされた姉弟の運命が、それぞれにせつなくて、それでいてドロドロしすぎていなくて、実に不思議なサラリとした感じ。市はただただ、かっこよく、すべての悪人を切り倒すまで、ざっくざっくと人を斬りつづけます。さすがに殺陣はこだわっただけあって、すごいです。素人目にもすごかった。そして暗闇に赤い血しぶきがとびちる色の対比の妖しい美しさ。この映画のポスターの躍動感と静かな美しさに感動した私ですが、映画の中でも恐ろしいほどに美しい場面がいっぱいでした。
座頭市が誰にも告げずに街をさっていく後姿で、かっこよく終わるのが正統派の時代劇だとは思ったのですが、あのラストにしたのは、北野流でしょうか。映画監督なんぞおこがましい、映画は好きだけれど、自分は芸人であると言いつづける北野武監督の、独特のテレが、あのラストの表現なのかな?と勝手に想像しました。
ああ、できれば映画館で見たかったなあ。
■WS捕獲失敗
夕方の8チャンネルにたまたま変えたとたん、“ガキ大将みたいだった〜”とかなんとか光一さんがしゃべってる。左下に剛さんの写真。なになに?と思ったら、今日昼頃のソロコン1/2の記者会見風景だったみたいです。ああ、見逃してしまった。さらに、こういうときにかぎって、HDDちゃんは6チャンネル張ってて、8チャンは手薄になってました。あはは。ごめんよお、光一さん。明日やるかな。それにしても、どういう脈絡で、剛さんの第一印象の話がでていたんでしょう?ああ、わからないと気持ちが悪い!誰か見ていた人は、教えてくださいな。
|