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日記
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2004年04月18日(日) : 春ドラマあれこれ

■ホームドラマ#1 追伸

一夜明けて、再度“ホームドラマ!#1”を見直しました。昨夜は辛口日記でごめんなさい。期待が大きい分、ついつい厳しい評価になっちゃうんです。昨日はタイの場面は褒めちぎりましたが、見直ししてみると、日本の場面にも、あちこちに、きれいな映像と、効果音、BGMがちりばめられていてうっとり。やっぱり、かなり丁寧につくられているんだなあとうれしくなりました。

しょっぱなの剛さんが歩いている場面、スローになってBGMが消えるところ。岡本綾さんとの回想シーンから現実の戻って、家の前のポストの横に立ち尽くす剛さんの場面で、風の音がざざ〜っと入るところ。大きなテーブルのカバーをはずして、将吾が悲しみのどん底から、一歩踏み出す決意を感じさせるシーン。大きなテーブルの真中に、ポツンとひとり食事をしている構図。大きな水槽と剛さんの、色を抑えた画面。

剛さん意外のキャストの場面でも、悲しみを表す効果的な場面が、たくさん。セリフのないシーンだから泣けるというところが盛りだくさん。田村さんが、ひろい原っぱにポツンと座っているのは、それだけで悲しい。西日の入る台所で、たくさん買い込んでしまったスーパーの袋をほうりなげて座り込むいしださんもよいな。あちらこちらに、創っているスタッフの思い入れを感じる素敵な映像と凝った効果音がありました。

たしかにツッコミどころはいろいろありますが、「惜しいなあ!」と思えるぐらいで、前回の某ドラマのように、登場人物にイライラしたり、設定のありえなさに、腹を立てることもなく、ツッコミどころはあきらかにレベルアップしています。

ただし、私の中にある岡田恵和さんへの不信感はなかなかぬぐいがたく、2話目からもハラハラドキドキが続きそうです。私の中での岡田さん評価は、中途半端な山田太一さん、御伽噺と地獄ばかり書く脚本家。恋愛に関しては現実味がまったくない人ってな感じです。

ま、とりあえず疑ってばかりいてもしかたがない。もう始まっちゃったからには、がんばってもらうしかない。きのうに引き続いて言います!頼むよ!岡田さん!


■春ドラマあれこれ

そういえば、春ドラマ、あとは、月9の『愛し君へ』と、土9『子犬のワルツ』を残すばかりになりました。これまでのところ、2回目も見るのは、『光とともに』と『アットホームダット』になりそうです。日9『オレンジデイズ』は、エンドロールがかなり好きだったので、次回見ようかなとも思ったのですが、あまりにお話が若すぎて恋愛に感情移入できないや。気が向いたら見ます。

篠原涼子と小林聡美さんの『光とともに』は、かなり身につまされて、涙がとまりませんでした。光が小学校にあがった場面からは、光役が見覚えのある子に交代。砂の器で和賀君の子供の頃の役をやっていた彼の登場です。来週の演技が楽しみです。お父さん役の山口くんの演技がちと心配ですが、見つづけようと思います。

『アットホームダット』は、中島さんと宮迫さんが画面にいると軽くウザイのですが、次回からの阿部さんの主夫としての奮闘ぶりが面白そうなので、もう一回だけ見てみようと思います。

なんだか、冬クールにくらべて、春のクールは地味ですね。砂の器や白い巨塔と、大作がひしめきあっていた冬クールに比べて、すごく地味。この中で、話題をさらうドラマは、どれになるんでしょうか?

ホームドラマ!意外や意外、おお化けして視聴率30パーセント越え!とかには……やっぱりならないよね。ましてや、タイの湿度80パーセントと同じ視聴率には、絶対ならんでしょう。ね、剛さん。(お天気出演での剛さん発言より)でも、なんとか合格点の視聴率を撮ってほしいと思います。あの愛すべき橋本Pのためにも…。月曜日の数字がどうでるか。期待と不安でいっぱいです。


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