日記
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今日は息子の小学校の卒業式。
去年のお正月明けから、学校にいけなくなり、約1年と3ヶ月のひきこもり。卒業式も謝恩会も無理だろうなあと思いつつ、ドキドキして朝を迎えました。
前日にも卒業式のリハーサルがあり、なんとか参加できないかと思ったのですが、断念。今朝も、嫌がる息子を、おだてたりすかしたりして、やっとのことで卒業式ルックに着替えさせ、車に乗せて、学校の門まで行きました。でも、どうしても車から降りる気になれない息子。残念ながらあきらめて帰ってきました。その時点では、あ〜あ、やっぱり駄目だったかあ…と思ったのですが、午後からびっくりな展開になり、泣き虫タヌキ全開となりました。
午後からは、近くの会場で謝恩会。クラスのお友達が歌をうたったり、ゲームをしたりしてお別れ会をします。車にて、会場前まで行き、結局息子を説得できずに、車に息子を残したまま、会費を届けるため私だけが会場に入りました。すると、車に息子がいると知ったクラスのお友達が、突然、駐車場に向かって走っていって、息子に呼びかけて、車からひきずりだすように、連れ出してくれたんです。それもひとりやふたりではなく、男の子も女の子もみんなで。
なんだか感動ドラマを見ているみたい。居合せたお母様方が、みんな泣いてしまうほど。もちろん、私が一番大泣きしてしまいましたけれどね。
ひさしぶりに、たくさんのお友達に囲まれて、笑顔でおしゃべりする息子を見ることができました。椅子とりゲームに夢中になったり、歌をうたったり、ほかの男の子とじゃれあったり、肩を抱き合ったり。最後のほうはすっかりリラックスして、マイクを持ってしゃべったりしていました。
その後、担任の先生からお誘いいただいていて、学校へ。校長先生、教頭先生、担任の先生、息子がかかわったことのある他の先生方が揃って待っていてくださいました。
ひとりだけのための、ミニ卒業式。卒業証書をいただき、記念品をもらい、おだやかにおしゃべり。そのあと、先生方と息子だけで、構内をゆっくりひとまわり。校舎のあちこちを見て歩きながら、思い出をたくさんオシャベリしたそうです。普通に卒業していたら、ありえない特別なひととき。息子にとってはとても思い出に残る卒業式になったと思います。
やさしい、ゆかいなクラスのお友達、ありがとう! やさしい心遣いで、気にしてくださったお母様方ありがとう! すてきな卒業式をしてくださった先生方ありがとう! とっても良い日になりました。
そして、息子よ、卒業おめでとう!そして、りっぱに育ってくれてありがとう!
追伸 朝とは別人のように上機嫌の息子。明日早朝には、下のふたりとお父さんで、スキーに出発です。今、おおはりきりで荷物をつくっています。長女と私はお留守番。やつらが居ない間に、娘とふたりで、ちょっと高級な焼き肉屋さんに行こうとたくらんでいます。にひひ。
追伸2 Love Fighterが再び更新されています。今日はいい日だ。
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