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| 2004年03月01日(月) | : | 春眠暁を覚えず/『ワイルド・スワン』 |
今日は朝からどんよりした曇り空。典型的な雪空でした。案の定昼過ぎからみぞれ。雪にならないところが、3月だなあ。
そして、このところ、朝も夜もやたらと眠いです。なんだろう、春だからか？急に寒かったからか？9時の段階でテレビを見る気も起こらず、寝る体制。もうお布団にはいっちゃおうかなあ。ベッドにはいって、本読みながら、眠くなったらそのまま寝ちゃう。最高に幸せですよね。
ただいま夜のお供は、ユン・チアン著『ワイルド・スワン』。中国に日本が侵略し、占領政策をとっていた歴史的背景で、作者と祖母、母の過酷な運命を描いている実話です。ちょっと読みにくいかな？と心配だったのに、最初の10ページぐらいで、あっという間に引きずり込まれ、今夢中で読んでいます。
実は、中国現代史がいまひとつ苦手で、感覚的に理解できなかった私に、Oさんが推薦してくれた作品です。大喜びで買ったのに、息子に奪われて、そのままバスに置き忘れてしまった曰くツキの本。やっとこさ、もう一度買いなおして、今1巻の半分ぐらいです。なんだろうなあ？中国の物語というだけで、人の名前や地名が覚えられず、駄目かな？と思ったのですが、ぜんぜん大丈夫。パールバックの『大地』よりも、たぶん読みやすいです。なにより実話であるからこその、圧倒的な迫力がある。上中下3巻なので、しばらく、楽しめそうです。
ああ、本当に眠い。オヤスミナサイ、また明日。
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