日記
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| 2003年12月24日(水) |
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山に帰れ/今夜は『しんどいSP』 |
お昼に追伸部分加筆
■山に帰れ
子供を騙したことがありますか?
こどもが小さかった頃、実はおかあさんはたぬきなんだよ、他人に知られてしまうと山に帰らなきゃならないんだ、と嘘をついて騙していました。
なんで、そんな嘘をついていたかというと、ある雑誌の投稿記事が発端なんです。その記事の方は、中学生になった娘さんと大喧嘩となり、そのやりとりのなかで、「おかあさんなんか、山にかえっちゃえ!」といきなり言われたというんです。一瞬なんのことやらわからなかった彼女は、喧嘩していることも忘れ、娘さんに問いただしたところ、おかあさんはタヌキなんでしょ?と言われたらしい。よくよく考えてみると、娘さんが幼稚園の頃、自分はたぬきだと言っていたことを思い出したそうです。もう十年近くたっていたのに、それを覚えていた娘さんが、むちゃくちゃ可愛いと思ったんだそうです。
その記事を読んで、思わず私も悪戯心で、子供たちを騙してみることにしました。お母さんは、人間に化けているだけで、実はたぬきなんだよ。ちょっと油断すると尻尾が出てしまう。もし尻尾が出ていたら、こっそり教えてね。もし先生とかに言ってしまったら、お母さんはたぬきに戻って、山に帰らなきゃならなくなるから。…と、まことしやかに嘘をついてしまったんです。
それを聞いた子供たちは、なぜだかとても嬉しそうでした。誰にも言えない秘密をもっているということが嬉しかったのでしょうか?秘密を親子で共有していることで、こっそり合図しあったり、保育園の送り迎えのときに、尻尾出てない?とこっそり確認しあったり…。結構、子供たちのお気に入りの秘密でした。
いまとなっては、そんなこと、きっと忘れているし、信じてもいないでしょうけれど、ひょっとしたら、まだ覚えていて、山に帰れといわれないかな?とワクワクしたりしています。いろいろ苦労が多い子育てですが、親にだって、そのぐらいの洒落と楽しみがあってもいいんではないかな、なんて思いつつ。
子供は3歳までの愛らしさで、一生分の親孝行をしてくれるから、その後はどんなに反抗しようが、親は愛情を注ぎつづけることができると、よく本に書いてあります。でも私にとって子育ては、しゃべるようになり、子供の個性が出てきてからのほうがはるかに楽しいし、醍醐味がある。親子喧嘩のさなかに、山に帰れと言えるほどの、洒落がわかる娘を発見したら、感涙だと思います。幼い頃の親子のやりとりを、そうやって鮮やかに覚えていてくれているだけで、子育ての苦労もふっとんだりするんだろうなあ。
はたして、我が子たちは、何歳ぐらいから私たち親とのやりとりを覚えていてくれるのでしょうか?いつか、孫をつれてきた子供たちと、そんな話もできるといいなと思っています。
さてさて、今夜は『しんどいSP』。剛さんと逢えますね。なぜにSPのゲストが、あの3人なのかは、納得のいかないところですが、いつもより少し長めに剛さんを拝むことができそうです。アーティスト特集というぐらいだから、少しぐらい剛さんの歌声も聞けるのでしょうか?ドキドキしつつ、ルンルンしつつ、今日もお仕事に励みましょう。
■BBS模様替え
あ、そういえば、数日前にBBSを模様替えしました。実は剛さんのソロ曲、♪ORANGEのイメージにあやかって、背景を夕焼け空にしていたBBS。伝え聞くところでは、Gコンで、剛さんがORANGEを熱唱するときの映像が、東京の夕景だそうで…。あ、かぶったな、と思って、急遽変えました。
なんだか、剛さんのGコンでのイメージを壊しちゃうような気がしたんです。その上、BBSを覗くたび、剛さんに逢いたくなって、我慢しきれずに、仕事も家も放り出して名古屋や大阪に飛んでいきそうだったから。その反動で、かわいいイチゴにしちゃいました。これまた極端なんですけれどね。
ぜひ皆様お気軽におたちよりくださいませ。
◇追伸◇ 山に帰れ!のお話は、実は私のハンドルネームの由来でもあります。そうなんです、実は私たぬきだったんです。ちょっと気を抜くと尻尾が出てきてしまうんです(笑)。 ところで、年末のコンのときのオフ会に、末娘同伴で参加することになっているんです。そのとき他の皆様から、タヌキさんと呼ばれる母を、娘はどう思うのでしょうか?オフ会にあつまっている人々全員をたぬき仲間だと思ったりして…。
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