日記
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| 2003年12月23日(火) |
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片付けられない病/クリスマス |
■片付けられない病
ふとつけたテレビで、“かたづけられない女たち”(?)42歳女性塾講師のドキュメント(?)をやっていました。同年代なので余計に深刻に思えたのかもしれませんが、ぞっとするものがありました。あまりにもひどい。家中がごみ溜のような部屋に住み、飼っているうさぎが子うさぎを産んでいたのに気づかずに、ミイラにしちゃうようなすさみよう。家の中にごきぶりが飛ぶような状態。鳥肌ものでした。
以前『学校へ行こう』で、汚ギャルをよく取り上げていて、彼女たちの家に、V6が訪ねていくコーナーがあったんですが、あのときは、ひでーと思いながらも、笑いながらみていたんです。ありえない汚さだから、なんだか現実味がなくて…。彼女たちの若さにも救われていたのかもしれない。でも今回のは、42歳独身塾講師という彼女が、妙にリアルで、悲劇にさえ思えました。
たとえば、私が結婚せず、子供もいず、仕事も思うようにいかず、寂しい日々を送っていたら、あんな感じにすさむのかなと思ったり。友人のカウンセラーの方に聞いた話では、さびしさや、やりきれなさが、モノをあふれさせて捨てることができなくなるのだとか。そして、ひとたびそのloopに沈み込むと、片付けられないものがつみかさなり、ますます、抜けられなくなっていくらしい。
独身女性に限らず、中高年の女性には多いらしい。特に子供から手が離れて、気が抜けた世代は、気をつけなければいけません。いろいろ頑張っていると、ふっと気が抜けた瞬間に、どうでもよくなってしまう時がある。そのときに、自分の心をささえるなにかがないと、そういうことになりかねない。
ま、要はその人次第なんでしょうね。独身であっても、子供がいなくても、生き生き自由にすごしている友人も実際いますし…。もちろん、彼女の内面まではうかがいしれませんが…。
私の場合は、幸いにも、子供たちから手が離れたとしても、剛さんという強い味方がいるので、心にポッカリ穴があいたりはしないでしょう。ただし、あまりにも夢中になって、逆に家事に手が回らないから、別な意味で“片付けられない人”になる可能性はありますが。(←結局はそんな結論か!)
と、いうわけで、妙に怖くなって、急に夜中なのに台所みがきしちゃいました。
■Xmasパーティー開催
今夜は、Xmas会を開催しました。といっても家族だけなんですけれどね。子供たちがほしいものを、吉祥寺まで買出しに行って、時間がかかってしまったので、どうも力がはいらなくて、ケーキとチキンとサラダと、ローストビーフなんかを、買ってきてしまいました。でも、おなかいっぱい。ケーキは余計だったな。
子供が大きくなるにつれ、ますますこういうイベントは力が入らなくなり、子供たちのノリも悪くなり、はっきり言えば、プレゼントさえあればいいよの世界。毎年恒例の、春のキャンプと夏の家族旅行も、そろそろ長女が参加してくれない模様。寂しくなります。
三人も子供がいると、上下で不公平が出てしまいますね。まったく末っ子は損ばかりです。長女は、小学6年生まで、半信半疑ながらサンタさんからプレゼントをもらっていると、夢をみていたんですが、6つ年下の末娘は、その夢さえも、長女の不用意な発言で、むざんに打ち砕かれました。やっぱり下に行くほど、ロマンチックな子育てはむずかしいです。そのお陰で、末娘は、妙に現実的で世渡り上手に育ちましたけれどね。
もっとも、世渡りへたくそなのが、真中の息子。上下に口うるさい女姉妹を持つと、苦労します。気が付くと、おいしいところはすべて姉や妹にもっていかれてしまう。そのおかげで、なんだか浮世離れした息子になってしまいました。いくらまわりがうるさかろうが、がみがみ言われようが、まったく気にならない、聞こえないという、便利な特技も身に付けました。(笑)。
それにしても、クリスチャンでもないのに、Xmas。まったく調子の良い国民性です。お祭りごと、イベントが大好きなんですよね。ロマンチックですし。なにをかくそう私も大好きです。
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