ソニー・ファミリー・クラブからCD「ムード歌謡全曲集」が届いた。
『有楽町で逢いましょう』『君恋し』フランク永井の声でスタートした。それにしても若い歌声である。初期の頃の吹き込みだろう。でも一応ステレオ録音になっている。モノラルは一曲だけだ。
続いて和田 弘とマヒナスターズの『泣かないで』。『女の意地』もやっている。西田佐知子と違って、軽く聞き流せてなかなかいいではないか。
森 進一の『盛り場ブルース』はこんなにも長かったのか。8番まである。
テナー・サックスの悩ましいイントロで始まる、沢 たまきの『ベッドで煙草を吸わないで』。岩谷時子の作詞、そして作曲はいずみたくというこの曲は、テナー・サックスの松浦ヤスノブの演奏が強烈に焼きついている。
そしてふたたび和田 弘とマヒナスターズの歌が続く。黒沢 明とロス・プリモスもがんばっている・・・。
いやあ、ちょっと古臭い歌声だが、それでも次のCDが欲しい心地よい気分に浸ることができた。
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