| 2004年08月21日(土) |
パソコン危うし!その2 |
それにしてもひどい! データを失っては大変だと思っているからこそ、今回バックアップ・ソフトを購入してまで不意の事態に備えたはずだ。それがいったいどういうことだ。ウインドウズをリカバリーしようと、このソフトを使ったのだがどういうわけかうまく動作してくれなかった。ソフトのメーカーに問い合わせまでして復旧に精力を注いできた。はっきりいってほかのことが手につかない状態なのだ。これは今も変わらない。
しかし最悪の事態にまで発展してしまった。万全の体制で臨もうとなどしなかったら、なにも起こっていないことなのだ。今ごろは、この休日を畑の支度に汗しているはずなのだが。いや、この非常事態でも畑はしなければいけない。秋野菜を撒く準備だそうだ。私は例の「ポチ」で耕すだけなのだが。 はっきり言って、てんてこ舞いの状態に追いやられているわけだ。
それにしてもなぜここまで大変なことになったのか。一考察する必要があると思っている。 最初のトラブルは何か。それはバックアップ用に内蔵していた120ギガバイトのハードディスクが壊れたことだ。これには今年のデータがすべて入っている。特に痛いのはデジカメ画像が入っていたことだ。 沖縄の分も入っている。資料のデータは重要なのは当然だが、でも、もう一度いちから作り直せないことはない。まあ、しないだろうが。 残念でならないのはデジカメ画像だ。もう二度とその当時には戻れないのだから。たかが半年といってももう戻れない。じつはプリントをしていないので家族は見ることができない。そう思ってプリント予定の画像をメモに書き出していたのだが、もう後の祭りだ。 貴重なショットもあった。Mみさんのものだ。さっそく、ことの次第を電話した。「そんなものどうでもいいでしょう。だれも困らないわ。」と、つれない返事。いや困るのだ。すぐに申し入れをした。同じショットをもう一度撮らせてください。若さがその分減ったのは我慢しますから・・・。
このハードディスクの機械的トラブルは一番やっかいで、ほとんど回復は無理であきらめたほうがよいようだ。データ自体は何の損傷もなくそのまま残っているのだが、それを取り出すすべがない。不可能ではないが、べらぼうな金額になる。 購読している「日経パソコン」に出ていたが、回収したデータ容量によって価格が違っていて、1ギガバイト当たり、19万〜37万円となっている。今回こわれたハードディスクは120ギガバイトの容量だが、中に入っているデータはおそらく数ギガだったと思う。5ギガバイトだと36万〜82万円となっている。 情報ボランティアのMさんにお願いしたところ80万円と言われた。 妻に話すと、「まさか直すんじゃないでしょうね」 どうも、このバカ、やりかねないと思われている節がある・・・。
その次に襲ってきたトラブルはこうだ。 バックアップ用のハードディスクは新しいのと交換した。Mさんの店に160ギガのものしかなかったのでそれにした。これにはすべてのデータをバックアップした。私がパソコンをはじめた当時からのものだ。かれこれ5年以上前からのものが入っていると思う。 当然、元からあるハードディスク(Cドライブという)にも同じデータが入っている。2重にデータを入れて安全を期しているわけだ。どちらかが壊れてももうひとつがあるから大丈夫いうことになる。
どうもソフトによってはうまく動作しないものがあるので、思い切って再インストールをすることにした。これには今回購入したバックアップ。ソフトを使えば簡単に一発で作業が進行するはずだった。 それが前述のようにエラーが出てうまく動作してくれない。だんだんとおかしくなってついにパソコンが立ち上がらなくなってしまった。それでメーカーといろいろとやりあったのだが、けっきょくCドライブに入っていたデータはすべて消えてしまった。 なにこれとあわてた。しかし、そういうときのためのバックアップのはずだ。新しく買った160ギガバイトにすべてのデータが入っているのだから。
しかし、ここまでで運の終わりだった。 悪いことは重なるとはよく言う。重なってしまったのだ。このハードディスクのデータも、Cドライブのトラブルの時にいっしょになって消えてくれていた。
今回の一連のトラブルでガタガタになったが思った。 そうだ、ただでは起きんぞと。 〜つづく〜
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