管理人トシの日記

2004年08月09日(月) 沖縄その16

きょう一日お世話になる「Nagi」は、ガイドブックの地図で見るかぎりホテルからは目と鼻の先である。したがって愛車『ニッサン・キューブ』のカーナビにはインプットしなかった。

ホテルの玄関わきに鎮座しているクラシック・カーの横を通り過ぎると、朝の配車で係員がせわしなく動いている。愛車の駐車券を渡すと、目の前に止められている『ニッサン・キューブ』を指差して、「あそこに止めていますのでどうぞ。」と誘導してくれた。
娘はいやがった車種だが、なんとなく愛くるしいスタイルに愛着がわいてしまった。色も若草色風な黄色でこれもいい。

さっそく頭に入っているルートを「Nagi」に向け走らせた。もうぼちぼちこの辺を曲がるはずだが。だいぶん走っているのだが、どうもよくわからなくなってきた。とりあえず道ばたに止めて、地図とにらめっこ。曲がり角に「熊の子保育園」があるはずだ。娘が言った。「熊の子保育園なら、さっき看板があったよ。」お、そうか、そこまで戻ろう。
あった、あった、ならばここを曲がってと。それらしき建物が見えてきた。
目と鼻の先であるはずだが、やっと着いたという感じだ。
周りは「さとうきび畑」だ。家が一軒、二軒あるが、あとは見渡すかぎり「さとうきび畑」。

車を止めると、すぐに女性の人がなにやら書類を持ってやってきた。となりに止めている車の中では、書類にせっせと記入をしている。
「この書類に記入をしてください。もしひとつでも”いいえ”があると、インストラクターと相談ということになります。」
誓約書とともに、問診票をひとつずつ埋めていった。かなりの項目である。病院で書く問診票どころの量じゃない。緊急連絡先などは当然のことながら、家系のことまで聞いている。
どうもこの書類はダイビングの協会に提出するもののようだ。まあ事故が起こったときの責任回避のためでもあるのだろう。それはある面、人の命を預かるわけだから。

やっと書き終えると、店のなかに案内された。さっそくウエットスーツの合わせをすることになった。かなりきついようだ。店の人は「けっこう伸びますから大丈夫ですよ。」と。
土曜日ということもあってお客は多いようだ。スタッフもけっこういるので1グループずつ付いてくれるということでまずは安心。こちらは全くの初心者なので、不安だらけなんだから。

〜つづく〜






 < 過去  INDEX  未来 >


管理人トシ