ソニー・ファミリークラブからきた来月のCD案内にヘッドフォンの広告が入っていた。
ソニーのスタジオ用と銘打った商品だが、まあ、一般向けの物だろう。さして気にも止めなかったが、そういえば以前に聞いたボーズのヘッドフォンのことを思い出した。
これは今行っている会社に、ボーズ社がプレゼンテーションを行ないに来るということからはじまった。 会議室に40、50人の物好きな連中が集まった。そこには何やら黒いベールがかけられた物体が、皆の視線を浴びるようセットされていた。仰々しいほどだ。 定刻になった。ひとりが演題に立つと流暢にしゃべりはじめた。実に訓練された話し方である。夕方のプレゼンテーションだが、朝から練習をしていたという。 プロジェクターを写したが、最初の画面は世界無着陸飛行を達成したボイジャーである。あれ、何の関係があるの、と思ったが、おやっと興味をしめさせるのがプレゼンテーションの極意だそうだ。パイロットはヘッドフォンを装着している。じつはこれがボーズ製なのである。このヘッドフォン、外部の雑音が極めて少なく、会話が明瞭に聞き取れるという。どうやら雑音と逆の位相波長を入れて打ち消しているようだ。 こういうことがボーズという会社は大掛かりな研究所でもって開発されているのだ。
ベールに包まれた物体からは音楽が流れ出した。ケニーGの演奏するソプラノ・サックスの音だ。高級オーディオにも負けない低音から高音までリアルに再現されていると、この人は言っている。たしかに悪くはない。そして最後はベールを取り除いたが、以外に小さなラジカセ風の代物だった。 ボーズの開発陣が何年もかけて開発したという。日本では売られていないという。一部の著名な音楽家にだけ、試聴してもらうために持っていっているのだそうだ。
これではないが、ボーズからはウェーブ・ラジオという商品が売られている。これも小さな物で、幅は30センチ程度しかない。7万円もするので、なんでラジオに7万円もということになってしまう。でもこれが欲しい。想像だが、おそらくボーズの開発したものだから、低音がかなり出てくると思っている。図体からは考えられない音なんだろう。きっと。
ボーズ製品が高いのは、研究開発費が上乗せされているからだと、この人は言う。日本ではこんなに高かったら売れないからと、開発費はオンしないようボーズ本社に進言したが聞き入れてもらえなかったという。 それだけ自信がある製品なんだろう。事実、わかる人は高くても購入するのだから。
いや話がめちゃくちゃそれてしまったが、ひとつは話でも演奏でもそうだが、最初の取っ掛かりだ大切だということ。おや、と思わすことだ。
それから、いい物はいい、当たり前だが、それを見る目が必要だろう。
いかん、今日も取り留めのない日記になってしまった・・・。
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